特許
J-GLOBAL ID:200903057837615868

薄片状二酸化チタンの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮崎 新八郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-307733
公開番号(公開出願番号):特開平7-157312
出願日: 1993年12月08日
公開日(公表日): 1995年06月20日
要約:
【要約】【目的】 塗料・樹脂顔料、コーティング組成物,化粧料等の構成材料として有用な薄片形状を有する二酸化チタン粉末の製造方法を提供する。【構成】 酸化チタン粉末と炭酸カリウム粉末の混合粉末〔TiO2 /K2 Oのモル比:1.5〜2.5)を加熱溶融し、溶融生成物を冷却して繊維状の二チタン酸カリウム結晶の塊状物を得る。酸水溶液を処理液とし、結晶中のK+ イオンの全量を溶出させ、かつ繊維塊に湿式粉砕処理を加える。処理液から回収した粉末を脱水・乾燥の後、約500〜1000°Cで焼成処理する。得られる粉末は、薄片形状を有し、長さ約5〜100μm、幅約2〜20μm、厚さ約0.01〜2μm、アスペクト比約30〜200以上である。
請求項(抜粋):
TiO2 または加熱によりTiO2 を生成するチタン化合物と、K2 Oまたは加熱によりK2 Oを生成するカリウム化合物とを、TiO 2 /K2O のモル比が1.5〜2.5となる比率に配合した混合物を加熱溶融し、溶融生成物を冷却することにより、繊維状二チタン酸カリウム結晶を含む塊状物を得、上記塊状物を酸水溶液に浸漬し、結晶中のK+ イオンの全量を溶出せしめると共に、湿式粉砕処理を施すことにより、薄片形状を有する二チタン酸水和物の粉末を回収し、脱水・乾燥後、温度500〜1000°Cで焼成処理することを特徴とする薄片状二酸化チタンの製造方法。
IPC (5件):
C01G 23/053 ,  A61K 7/00 ,  C08K 7/00 KCJ ,  D01F 9/08 ,  D21H 19/38

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