特許
J-GLOBAL ID:200903057840441218

エレベーターの地震時自動復帰装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-344671
公開番号(公開出願番号):特開平11-171423
出願日: 1997年12月15日
公開日(公表日): 1999年06月29日
要約:
【要約】【課題】本発明は、大規模な地震が発生し第1の地震感知器の他に、第2の地震感知器が動作した場合でも、一定の条件の基に地震感知器を自動復帰させ、直ちに通常の継続運転を可能し、利用者の不便を大幅に解消することにある。【解決手段】エレベーターの平常運転が可能かどうかを検出する異常検出回路と、前記異常検出回路が異常なしと判断した場合に、±1000mmの範囲で低速上下運転(寸動運転)を行う寸動運転指令回路と、前記寸動運転指令回路が異常なかった場合に、第2の地震感知器(低感知器)を自動復帰させる低感知器復帰回路からなる継続運転回路を組み込んだものである。
請求項(抜粋):
比較的小さい第1レベルを超える振動で動作する第1の地震感知器と前記第1レベルより大きい第2レベルを超える振動で動作する第2の地震感知器とを備え、前記第1の地震感知器だけが動作したときは一旦乗りかごを最寄り階に停止させ、一定時間の経過後に前記第1の地震感知器の動作を自動復帰させてエレベーターの運転を再開し、また前記第2の地震感知器が動作したときは最寄り階に停止させた後にエレベーターの運転を休止させるエレベーターの地震時運転装置において、前記第2の地震感知器が動作したときに、継続運転が可能か否かを判断する異常検出回路と、前記異常検出回路が異常なしと判断した場合に限って、エレベーターを±1000mmの範囲で低速上下運転(以下寸動運転という)を行い、異常がないことを確認した後、第2の地震感知器を自動復帰させる継続運転回路を組み込んだ事を特徴とするエレベーターの地震時自動復帰装置。

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