特許
J-GLOBAL ID:200903057841038379

リニアソレノイドバルブ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 土井 育郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-315495
公開番号(公開出願番号):特開平5-126275
出願日: 1991年11月04日
公開日(公表日): 1993年05月21日
要約:
【要約】【目的】 調圧作用時の油圧振動を生じてもこの振動が増幅するのを防止すると共に、シャフトのセンタリング精度を向上させる。【構成】 弁スリーブ5内をスプール6が摺動案内される調圧弁部2と、外周にコイル組立体31を配置したコア30の中央孔にリニア型転がりベアリング35を介してシャフト33が摺動自在に支持される電磁石部3とからなるリニアソレノイドバルブ1において、前記ベアリング35のケージを樹脂で形成する。調圧作用時に振動が生じても、ベアリング35のケージが軽量であるため振動が増幅されない。精密成形性を有する樹脂を使用することにより、ケージの精度が良好となり、シャフト33がスプール6を常時正確に押圧し、出力圧の特性が悪化しない。
請求項(抜粋):
供給ポート、出力ポート、ドレーンポート及びフィードバック圧室を有する弁スリーブ内をスプールが摺動案内される調圧弁部と、外周にコイル組立体を配置したコアの中央孔にリニア型転がりベアリングを介してシャフトが摺動自在に支持される電磁石部とから構成され、前記スプールに前記シャフトが当接する状態で前記調圧弁部と前記電磁石部とが一体に連結・固定されており、前記電磁石部による荷重と出力圧フィードバック荷重とを作用して、これら荷重をバランスされることにより、供給圧を前記電磁石部への入力信号に対応した出力圧に調整して出力するリニアソレノイドバルブにおいて、前記リニア型転がりベアリングのケージを樹脂で形成したことを特徴とするリニアソレノイドバルブ。

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