特許
J-GLOBAL ID:200903057843881987

自動変速機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 牧野 剛博 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-041569
公開番号(公開出願番号):特開平7-174221
出願日: 1993年03月03日
公開日(公表日): 1995年07月11日
要約:
【要約】【目的】 手動変速位置からDレンジにシフトレバーを切換えた時の変速の違和感を少なくする。【構成】 手動変速位置からシフトレバーをDレンジ位置に切換えた場合、まず変速発生か否かを判断し(ステップS60)、変速発生の場合は、Dレンジ用の通常変速マップに代えて、最低限必要なとき以外は変速を行わないように規制するテンポラリーマップを設定し(ステップ70)、スロットル開度または車速が変化するまでは、できる限り変速を行わないようにし(ステップS90、100)、スロットル開度または車速が変化したら、その時点でDレンジの設定を行い(ステップ140)、Dレンジの通常マップに基づいて変速処理を行う(ステップ150)。
請求項(抜粋):
自動変速モード時のレンジを指定するためのレンジ位置と手動変速モード時の変速段を指定するためのシフト位置とを選択的に切換えるシフトレバーを備え、且つ前記シフト位置相互間がシフト路で連絡され、該シフト路が前記自動変速用のレンジ位置のうちの一つの走行レンジ位置と交差するセレクト機構と、該セレクト機構のシフトレバーの位置を検出するシフトポジションセンサと、該シフトポジションセンサの検出したシフトレバー位置に基づいて、自動変速モードまたは手動変速モードのいずれかを選択し、自動変速モードを選択したときにはシフトレバー位置に対応したレンジを設定して各レンジに応じた変速処理を行い、手動変速モードを選択したときにはシフトレバー位置に対応した変速段となるよう変速処理を行う変速制御手段と、を備えた自動変速機の変速制御装置において、手動変速モードで走行中に前記シフトレバーが前記シフト路に位置した場合にあるいは前記シフト路と交差する走行レンジ位置に位置した場合にその継続時間を計測するタイマと、該タイマの計測した時間が設定値を超えたとき、手動変速モードから自動変速モードを選択したと判断し、前記走行レンジに応じた変速処理を行うべき判定を行う判定手段と、前記判定からスロットル開度あるいは車速の少なくとも一方が変化するまでは、前記変速処理による変速を規制する変速規制手段と、を設けたことを特徴とする自動変速機の変速制御装置。
IPC (3件):
F16H 61/10 ,  F16H 61/16 ,  F16H 59:04

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