特許
J-GLOBAL ID:200903057847477587

沸騰伝熱管

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-105437
公開番号(公開出願番号):特開平7-318277
出願日: 1994年05月19日
公開日(公表日): 1995年12月08日
要約:
【要約】【目的】 空気調和機や冷凍機器、自動車機器等の、冷媒と空気等の流体間で熱の授受を行う熱交換器に用いられる沸騰伝熱管において、管内流路を流れる冷媒と管内周面の間の熱伝達率を大幅に向上し、この沸騰伝熱管を用いた熱交換器の性能向上を図ることを目的とする。【構成】 管軸方向nと平行または螺旋方向に連続する溝8を管内周面6aに備え、前記溝8の形状が、(数2)で定義した修正ボンド数Boで0.002〜0.004の範囲にすることにより、溝8に形成される冷媒の液膜にかかる重力と表面張力による保持力とのバランスを最適化し、管頂部7bからの液冷媒の落下を少なくして有効伝熱面積の増加と溝8における液冷媒の薄膜化を従来より大幅に促進して、管内周面6aと冷媒の間の熱伝達率を大幅に向上し、沸騰伝熱管6を用いた熱交換器の性能向上を図ることができる。
請求項(抜粋):
管軸方向と平行または螺旋方向に連続する溝を管内周面に備え、前記溝の形状が、【数1】で定義した修正ボンド数Boで0.002〜0.004の範囲になる沸騰伝熱管。

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