特許
J-GLOBAL ID:200903057857564046

使用済原子燃料の再処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-229703
公開番号(公開出願番号):特開平10-073693
出願日: 1996年08月30日
公開日(公表日): 1998年03月17日
要約:
【要約】【課題】従来の溶融塩を用いた再処理方法では気相の酸素濃度を一定値以下に制御する必要があり、装置および処理施設の構造が複雑になる。【解決手段】気相酸素分圧を一万分の一気圧以上、好ましくは大気開放状態に制御することで、ウラン酸化物の陽極溶解電位がアメリシウム酸化物の陽極溶解電位より低くなるように設定してウランを選択的に溶解させる。ウラン回収後、プルトニウム以外の超ウラン元素と希土類元素を溶解してプルトニウムを回収する。
請求項(抜粋):
使用済酸化物原子燃料を溶融塩に溶解した後、または溶解しつつ、上記溶融塩を電気分解する事によりウラン及びまたはプルトニウムを回収する原子燃料の再処理法において、一万分の一気圧以上の酸素分圧下で溶解を実施することによりウランを選択的に溶解させ、上記溶融塩の電気分解によりウランを選択的に陰極で回収することを特徴とする使用済原子燃料の再処理方法。

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