特許
J-GLOBAL ID:200903057862443052

光パラメトリック回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古谷 史旺
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-246523
公開番号(公開出願番号):特開平8-110538
出願日: 1994年10月12日
公開日(公表日): 1996年04月30日
要約:
【要約】【目的】 強い励起光と4光波混合光や信号光を異なるポートに分離する光パラメトリック回路を実現する。【構成】 3次の光パラメトリック効果を誘起する光非線形媒質と、2入力2出力の光結合器と、長さL1 ,伝搬定数K1(ω)の第1の光導波路と、長さL2 ,伝搬定数K2(ω)の第2の光導波路とを備え、各光導波路の長さおよび伝搬定数は所定の関係を有し、光結合器の第1の入力ポートからキャリア角周波数ωs の光を入射し、第2の入力ポートからキャリア角周波数ωp1p2の光を入射したときに、光結合器の第1の入力ポートから増幅されたキャリア角周波数ωs の光およびキャリア角周波数ωf (=ωp1p2s) の光を出射させ、光結合器の第2の入力ポートからキャリア角周波数ωp1p2の光を出射させる。
請求項(抜粋):
ω<SB>s</SB>+ω<SB>f</SB>=ω<SB>p1</SB>+ω<SB>p2</SB>の関係にあるキャリア角周波数ω<SB>s </SB>,ω<SB>p1</SB>,ω<SB>p2</SB>,ω<SB>f </SB>の光が介在する3次の光パラメトリック効果を誘起する光非線形媒質と、キャリア角周波数ω<SB>s </SB>,ω<SB>p1</SB>,ω<SB>p2</SB>,ω<SB>f </SB>の光をそれぞれ等しい強度および等しい偏波で分岐する2入力2出力の光結合器と、前記光結合器の第1の出力ポートと前記光非線形媒質の一端とを結合する長さL<SB>1 </SB>,伝搬定数K<SB>1</SB>(ω)の第1の光導波路と、前記光結合器の第2の出力ポートと前記光非線形媒質の他端とを結合する長さL<SB>2 </SB>,伝搬定数K<SB>2</SB>(ω)の第2の光導波路とを備え、前記第1の光導波路と第2の光導波路の長さおよび伝搬定数は、整数n、許容誤差α(0≦α<1/2)としたときに、{K<SB>2</SB>(ω<SB>s</SB>)+K<SB>2</SB>(ω<SB>f</SB>)-K<SB>2</SB>(ω<SB>p1</SB>)-K<SB>2</SB>(ω<SB>p2</SB>)}L<SB>2</SB>={K<SB>1</SB>(ω<SB>s</SB>)+K<SB>1</SB>(ω<SB>f</SB>)-K<SB>1</SB>(ω<SB>p1</SB>)-K<SB>1</SB>(ω<SB>p2</SB>)}L<SB>1</SB>+(2n±α)πの関係を有し、前記光結合器の第1の入力ポートからキャリア角周波数ω<SB>s </SB>の光を入射し、第2の入力ポートからキャリア角周波数ω<SB>p1</SB>,ω<SB>p2</SB>の光を入射したときに、前記光結合器の第1の入力ポートから増幅されたキャリア角周波数ω<SB>s </SB>の光および前記光非線形媒質中で発生したキャリア角周波数ω<SB>f</SB> (=ω<SB>p1</SB>+ω<SB>p2</SB>-ω<SB>s</SB>) の光を出射させ、前記光結合器の第2の入力ポートからキャリア角周波数ω<SB>p1</SB>,ω<SB>p2</SB>の光を出射させることを特徴とする光パラメトリック回路。
IPC (3件):
G02F 1/39 ,  G02B 6/12 ,  G02F 2/02

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