特許

J-GLOBAL ID：200903057862878733

シートベルト用リトラクター

発明者： 松木 培
出願人/特許権者： 日本精工株式会社
代理人 (1件)： 萩野 平 (外3名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-179636
公開番号（公開出願番号）：特開平8-020309
出願日： 1994年07月07日
公開日（公表日）： 1996年01月23日
要約：

【要約】【目的】 車両振動によりセンサアームがラチェット歯と衝突した際に、ラチェットホイ-ルが耳障りな高周波数の音にはならず、比較的低周波数の音となって異音発生を防止し、且つ、ラチェットホイ-ルとしての機能を損なうことのない強度を備えたシートベルト用リトラクターを提供することである。【構成】 ウェビング引出し加速度感知センサと車体加速度感知センサとを備えたシートベルト用リトラクターにおいて、前記ウェビング引出し加速度感知センサがリトラクターシャフトの回転方向における慣性部材として機能すると共に外周にラチェット歯部を有するラチェットホイール部材を具備しており、前記車体加速度感知センサが前記ラチェット歯部と噛合する揺動自在なセンサアームを具備しており、さらに、前記ラチェット歯部が軟質プラスチックで成形されている。

請求項（抜粋）：

ウェビング引出し操作に伴って回転可能に設けられて前記ウェビングの引出し加速度を検出可能に構成されたウェビング引出し加速度感知センサと車体加速度を検知可能に構成された車体加速度感知センサとを備えたシートベルト用リトラクターにおいて、前記ウェビング引出し加速度感知センサがリトラクターシャフトの回転方向における慣性部材として機能すると共にリトラクターシャフトに支持されるホイール部と外周にラチェット歯部を有するラチェットホイール部材を具備しており、前記車体加速度感知センサが前記ラチェット歯部と噛合する揺動自在なセンサアームを具備しており、前記ラチェット歯部が軟質プラスチックで成形されていることを特徴とするシートベルト用リトラクター。