特許
J-GLOBAL ID:200903057864388032

レーダ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八幡 義博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-321828
公開番号(公開出願番号):特開2000-147110
出願日: 1998年11月12日
公開日(公表日): 2000年05月26日
要約:
【要約】【課題】 フォールスや他の目標による誤った航跡の確立を低減しつつ、正しい航跡確立までの時間を短縮する。【解決手段】 検出されたプロットデータPDaに基づいて有効反射断面積RCSa,RCSb を算出する反射断面積算出部4を設ける。有効反射断面積RCSaから航空機の移動速度vを設定する目標速度設定部5を設ける。検出されたプロットデータPDb の目標の次スキャンまでの移動量を移動速度vに基づいて予測し相関ゲートCRG を算出生成する相関ゲート算出部6を設ける。有効反射断面積RCSbに基づいてそのプロットの誤目標の可能性有無を判定する目標判定部7を設ける。航跡確立処理部8では、誤目標の可能性無しで初探知プロットデータFPD との相関がとれたときのみ航跡を確立し、その他は航跡の確立を保留にしてそのプロットデータを初探知プロットデータとして保存する。
請求項(抜粋):
初探知したプロットに対し、次のスキャンまでの移動量を予測してその相関ゲートを生成し、この相関ゲート内に存在する次のスキャンのプロットと初探知したプロットとの間で相関が取れたときにそのプロットの航跡を確立し、追尾を開始するレーダ装置であって、次の各構成を有することを特徴とするレーダ装置。(イ)レーダビデオ信号から目標のプロット信号を検出してその振幅及び距離の情報を含むプロットデータを出力する目標検出部(ロ)前記目標検出部からのプロットデータに基づいてその目標の有効反射断面積を算出する反射断面積算出部(ハ)前記反射断面積算出部で算出された目標の有効反射断面積から、目標がどんな種類の航空機であるかを判別してその航空機の移動速度を設定する目標速度設定部(ニ)前記目標検出部からのプロットデータの目標が次のスキャンまでに移動する移動量を、前記目標速度設定部で設定された移動速度に基づいて予測し相関ゲートを算出生成する相関ゲート算出部(ホ)前記反射断面積算出部で算出された有効反射断面積に基づいて、そのプロットが誤目標の可能性が有るか無いかを判定する目標判定部(ヘ)初探知プロットデータを格納しておく初探知プロットデータ記憶部(ト)前記相関ゲート算出部で1スキャン前に算出生成した相関ゲート内に存在する現スキャンのプロットデータと、前記初探知プロットデータ記憶部から読み出された初探知プロットデータとの間の相関処理を行い、その処理結果が相関関係有りでかつ前記目標判定部による判定が誤目標の可能性無しの場合にそのプロットデータに対する航跡を確立し、相関関係無しの場合、及び誤目標の可能性有りの場合には航跡の確立を保留して前記現スキャンのプロットデータを初探知プロットデータとして前記初探知プロットデータ記憶部に記憶させる航跡確立処理部
IPC (3件):
G01S 13/72 ,  B64D 47/00 ,  G01S 7/295
FI (3件):
G01S 13/72 ,  B64D 47/00 ,  G01S 7/295 B
Fターム (16件):
5J070AC02 ,  5J070AC06 ,  5J070AC20 ,  5J070AE04 ,  5J070AH04 ,  5J070AH14 ,  5J070AH33 ,  5J070AJ13 ,  5J070AK13 ,  5J070AK36 ,  5J070AK40 ,  5J070BB03 ,  5J070BB05 ,  5J070BB06 ,  5J070BG01 ,  5J070BG30

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