特許
J-GLOBAL ID:200903057865721312

回転式車両用空調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-231858
公開番号(公開出願番号):特開平5-069731
出願日: 1991年09月11日
公開日(公表日): 1993年03月23日
要約:
【要約】【目的】回転方式の回転ダンパを用い、バイレベルモードにおけるフット吹出口とフェース吹出口との風量割合の調整、吹出温度の調整を行う車両用空調装置を提供すること。【構成】回転ダンパ3のS1方向への回転の進行に伴い、第3ダンパ板部33が温風供給口13を次第に開放して温風供給口13の開口比が増すとともに、第2ダンパ板部32が次第に冷風供給口11を閉塞して冷風供給口11の開口比が減る。その結果、(温風供給口13の開口比/冷風供給口11の開口比)の値が大きくなる。更に回転ダンパ3のS1方向への回転の進行に伴い、第1ダンパ板部31がフット吹出口15を次第に開放してフット吹出口15の開口比が増すとともに、フェース吹出口14は第1ダンパ板部31で次第に閉塞されてフェース吹出口14の開口比が減る。その結果、(フット吹出口15の開口比/フェース吹出口14の開口比)の値が大きくなる。
請求項(抜粋):
冷風を供給する冷風供給口と、温風を供給する温風供給口と、人の顔側に送られる風が吹き出すフェース吹出口と、人の足側に送られる風が吹き出すフット吹出口とをもつとともに、該冷風供給口、該温風供給口、該フェース吹出口及び該フット吹出口に対面するダンパ保持孔とをもつケーシングと、軸芯をもち、該ケーシングのダンパ保持孔に該軸芯の回りで回転可能に保持され、該軸芯のまわりの周方向にそって所定間隔で断続的に配設された複数個のダンパ板部をもち、該冷風供給口、該温風供給口、該フェース吹出口及び該フット吹出口を開閉する回転ダンパとで構成され、該回転ダンパの各該ダンパ板部は、該フット吹出口及び該フェース吹出口の双方を開口させて双方から送風するバイレベルモードに設定可能とされており、該バイレベルモードにおいて、該回転ダンパの一方向への回転の進行に伴い、(該温風供給口の開口比/該冷風供給口の開口比)の値が大きくなり、かつ、(該フット吹出口の開口比/該フェース吹出口の開口比)の値が大きくなるように設定されていることを特徴とする回転式車両用空調装置。

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