特許
J-GLOBAL ID:200903057869491125

測角装置及び複合誘導装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-141895
公開番号(公開出願番号):特開平8-005734
出願日: 1994年06月23日
公開日(公表日): 1996年01月12日
要約:
【要約】【目的】【構成】 アクティブ電波ホーミング装置用のアンテナ開口面の周囲にパッシブ電波ホーミング装置の素子アンテナを円形配列し、パッシブ電波ホーミング装置による測角を実施するに当たっては、各素子アンテナで受信された到来電波の位相差データ等の演算処理によって得られる角度アンビギュイティーを伴わない粗測解を得たのち、開口中心位置基準の各素子アンテナでの位相データ等の演算処理によって得られる精測解を求め、この両者を比較して電波到来方向角度の最終解を得るような測角アルゴリズムを用いるようにした。【効果】 パッシブ電波ホーミング装置としては、広帯域、広角度範囲にわたって角度アンビギュイティーの発生しない高精度の測角性能が得られる。またアクティブ電波ホーミング装置のアンテナ開口面に対しパッシブ電波ホーミング装置のアンテナ開口面がブロッキングとならず、アクティブ電波ホーミング装置が単独で存在するときと同等な性能が得られる。
請求項(抜粋):
環状に等角度間隔で配列された複数個(n個)の素子アンテナによって構成されるアンテナ開口面と、各素子アンテナによって受信される到来電波の周波数と位相を測定する受信機及び該受信機によって測定された周波数と位相及び素子アンテナの位置座標値とを演算処理して電波の到来方向角度を求める信号処理器とを備え、電波到来方向角度を求めるに当たっては、n個の素子アンテナによって受信された信号の位相値の総加平均を取ってこれを仮想基準位相値とし、この仮想基準位相に対する各素子アンテナでの受信信号の位相の相対値から成るデータ数nのデータブロックを、可視領域内で発生する角度アンビギュイティーを考慮して複数組(m組)準備し、各データブロック毎にn個のデータの二乗和を評価関数として最小二乗法を適用することで都合m個の電波到来方向角度解が得られるようなアルゴリズムを用いることを特徴とする測角装置。
IPC (5件):
G01S 13/44 ,  G01S 3/04 ,  G01S 3/48 ,  G01S 7/02 ,  G01S 13/68

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