特許
J-GLOBAL ID:200903057873448773

自動車の内燃機関へ貯蔵タンクから燃料を搬送するための装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-500068
公開番号(公開出願番号):特表平11-510875
出願日: 1997年02月13日
公開日(公表日): 1999年09月21日
要約:
【要約】当該装置は流動ポンプ(10)として構成された搬送ポンプを有し、該搬送ポンプはポンプ室(24)内で回転する羽根車(12)を備えている。該羽根車(12)は両方の端面側に、それぞれ羽根(32)の環を有している。該羽根(32)はポンプ室(24)を制限する端壁(26,28)に配置された部分リング状の溝(38,42)と共に、それぞれ1つの側方の搬送通路(44)を形成する。羽根車(12)の羽根(50)はその半径方向外側の端部において、外リング(36)によって互いに結合されている。羽根車(12)の外リング(36)は同様に羽根(50)の環を有している。該羽根(50)は端壁(26,28)に配置された部分リング状の溝と共に、それぞれ外側の流動通路(58)を形成している。外側の流動通路(58)はその円周の一部に亙って搬送通路(44)と接続されており、流動通路(58)においては羽根車(12)の回転方向で、搬送通路(44)における圧力形成にほぼ相応する圧力形成が行われる。したがって、両方の通路の間には圧力差が発生せず、これによて汚れが羽根車(12)の外リング(36)と端壁(26,28)との間に侵入することが阻止される。
請求項(抜粋):
自動車の内燃機関へ燃料を貯蔵タンクから搬送する装置であって、フローポンプとして構成された搬送ポンプを有し、該フローポンプの駆動部分(14)により回転駆動された羽根車(12)がポンプ室(24)内で回転するようになっており、該ポンプ室(24)が羽根車の回転軸(13)の方向では互いに向合った2つの端壁(26,28)によって制限されかつ羽根車の回転軸に対する半径方向ではリング壁(30)によって制限されており、羽根車(12)がその外周に、その両方の端面側において、周方向で互いに間隔を有する、半径方向外方へ向けられた羽根(32)の環をそれぞれ有しており、両方の端壁(26,28)に、しかも羽根(32)の高さに、羽根車(12)の回転軸を中心として部分リング状に延びる溝(38,42)がそれぞれ1つ配置されており、該溝(38,42)が羽根車(12)の羽根(32)とそれぞれ1つの搬送通路を形成しており、該搬送通路が羽根車の回転方向で見てその始端における入口開口からその終端における出口開口に通じており、羽根車がその羽根(32)を、半径方向外側の端部で結合する外リング(36)を有している形式のものにおいて、羽根車(12)の外リング(36)に、周方向に互いに間隔をおいた、半径方向外方へ向けられた羽根(50;70;90)の別の環が配置されており、該羽根(50;70;90)が端壁(26,28)と一緒にかつ又はリング壁(30)と一緒に、羽根車(12)の回転軸(13)を中心として少なくとも部分リング状に延びる少なくとも1つの流動通路(58;78;94)を形成し、該流動通路(58;78;94)内に羽根車(12)の回転方向で圧力が形成されることを特徴とする、自動車の内燃機関へ貯蔵タンクから燃料を搬送するための装置。
IPC (2件):
F04D 5/00 ,  F02M 37/08
FI (2件):
F04D 5/00 E ,  F02M 37/08 E

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