特許

J-GLOBAL ID：200903057884307853

搬送機構

発明者： 小林 祐子 ,  服部 俊介
出願人/特許権者： 株式会社東芝
代理人 (1件)： 三好 秀和 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-099440
公開番号（公開出願番号）：特開平5-294490
出願日： 1992年04月20日
公開日（公表日）： 1993年11月09日
要約：

【要約】【目的】 あらゆるシート状被搬送物を搬送できるようにする、小型、薄型、かつ軽量の搬送機構を提供する。【構成】 固定子1の内部に一定ピッチで複数の電極3を配設する。また、移動子2の内部に、前記ピッチと同ピッチで複数の電極3を配設する。固定子1側の電極3と移動子2側の電極の印加電圧の極性の組み合わせを順次変化させる駆動回路10を設け、この駆動回路10の出力により移動子2と固定子1間に発生する静電気力を利用して移動子2を搬送するように構成する。そして、移動子2に、被搬送物を保持する保持機構を設ける。この保持機構としては、移動子を構成する上下2枚の挟持片に電極を設け、これら電極に印加する電圧の極性を制御することで吸引力を発生させ、この吸引力で上下2枚の挟持片間に挟持力を生じさせて、その力で被搬送物を挟持できるように構成する。

請求項（抜粋）：

一定ピッチで複数の電極が配列されてなる固定子と、前記ピッチと同ピッチで複数の電極が配列されてなり前記固定子と対向配置される移動子と、前記固定子側の電極と前記移動子側の電極の印加電圧の極性の組み合わせを順次変化させることにより前記固定子と移動子との間に静電気力を発生させ、それにより移動子を搬送する駆動制御回路と、から構成されており、前記移動子に、被搬送物を保持する保持機構が設けられていることを特徴とする搬送機構。

IPC (2件)：

B65H 5/00 ,  H02N 1/00