特許
J-GLOBAL ID:200903057890035393

小型ショベルの油圧回路

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-050421
公開番号(公開出願番号):特開平6-220895
出願日: 1991年02月21日
公開日(公表日): 1994年08月09日
要約:
【要約】[目的] 小型ショベルは車高が低いので、掘削作業時に泥水など水分が走行直進用電気回路に入りやすく、リミットスイッチやソレノイドが発錆して故障をおこしていた。また高価な走行直進弁をそなえているので、必然的に小型ショベルの製造費も高くなっていた。本発明は上記の問題点を解決することを目的とする。[構成] 小型ショベルの油圧回路内の走行用切換弁に、その走行用切換弁と連動して切換作動するサブバルブを設け、一方、グループCの最後列に補給用パイロット切換弁を配設し、左右の走行用切換弁と他アクチュエータ制御用パイロット切換弁とを同時操作したとき第3ポンプからの圧油を上記補給用パイロット切換弁を介して他アクチュエータに供給するように構成した。
請求項(抜粋):
小型ショベルに装備した各種油圧アクチュエータを3個のグループA,B,Cに分け、各々第1,第2,第3ポンプで駆動するようにし、また左右の走行用切換弁をグループA及びBのそれぞれ最前列に配置し、その左右の走行用切換弁と他アクチュエータ制御用パイロット切換弁とを同時操作したとき小型ショベルが直進を行うように走行直進手段をそなえた油圧回路において、左右の走行用切換弁に、その走行用切換弁と連動して切換作動するサブバルブをそれぞれ設け、走行用切換弁が中立位置のときにはサブバルブが遮断油路位置に、また走行用切換弁が切換位置のときにはサブバルブが開通油路位置に切換わるように設定し、その両サブバルブを油路を介して連通せしめ、一方、グループCの再後列に補給用パイロット切換弁を配設し、その補給用パイロット切換弁のパイロット圧受圧部と、上記両サブバルブのうち下流側のサブバルブとを連通し、また他のアクチュエータ操作用油圧リモコン弁を操作したとき導出されるパイロット圧を、上記両サブバルブのうち上流側のサブバルブに通じるようにし、左右の走行用切換弁と他アクチュエータ制御用のパイロット切換弁とを同時操作したとき第3ポンプからの圧油を上記補給用パイロット切換弁を介して他アクチュエータに供給するように構成したことを特徴とする小型ショベルの油圧回路。
IPC (2件):
E02F 9/22 ,  F15B 11/16

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