特許
J-GLOBAL ID:200903057890438617

車両のトリップコック装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 角田 嘉宏 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-091961
公開番号(公開出願番号):特開平10-278794
出願日: 1997年04月10日
公開日(公表日): 1998年10月20日
要約:
【要約】【課題】 従来のトリップコック装置は、軸箱体に固定装備されているから台車の荷重状態では軸箱体の回転変位によりトリップコックの位置が大きく変化し、トリップアームがトリッパより上方に位置してしまうことが起こりうる。そうなればもはやトリップアームは動作せずトリップコック装置の機能は果たし得ない。【解決手段】 台車枠1が軸箱体5上に弾性支持され、この台車枠1に軸箱体5の回転支持点を有し、トリップコック装置Tを有する車両において、トリップコック装置Tをトリップコック受け14に装着する一方、台車枠1と軸箱体5との間に両端が軸着された上リンク9を設け、この上リンク9上に台車枠1にかかる荷重により軸箱体5がその中心回りに回転変位した場合にも高さ位置がほとんど変化しない上リンク9上の不動点Eにトリップコック受け14の上部を軸着するとともに、軸箱体5とトリップコック受け14の下部との間に下リンク16を架設したものである。
請求項(抜粋):
台車枠が軸箱体上に弾性支持され、この台車枠に軸箱体の回転支持点を有し、トリップコック装置を有する車両において、該トリップコック装置をトリップコック受けに装着する一方、台車枠と軸箱体との間に両端回転支持の上リンクを設け、この上リンク上に台車枠にかかる荷重により軸箱体がその中心回りに回転変位した場合にも高さ位置が殆ど変化しない上リンク上の不動点に前記トリップコック受けの上部を回転支持するとともに、軸箱体とトリップコック受けの下部との間にトリップコック受けの前後方向の動きを規制する下リンクを設けたことを特徴とする車両のトリップコック装置。
IPC (4件):
B61H 13/36 ,  B61F 5/30 ,  B61F 13/00 ,  B61H 13/32
FI (4件):
B61H 13/36 ,  B61F 5/30 E ,  B61F 13/00 ,  B61H 13/32

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