特許
J-GLOBAL ID:200903057919278410

圧縮機における液圧縮防止構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-112229
公開番号(公開出願番号):特開2000-303956
出願日: 1999年04月20日
公開日(公表日): 2000年10月31日
要約:
【要約】【課題】 圧縮機の組み付け作業を容易に行うことができるとともに、液圧縮を防止することができる油分離機構を備えた圧縮機を提供する。【解決手段】 両シリンダブロック11,12によって形成されたクランク室21内の底部と連通するように分岐管57の一端を接続する。吸入冷媒管路41の途中に分岐継手51を介在し、その分岐口用の第3ボス部55に分岐管57の基端部を接続する。分岐管57内の容積を、圧縮機の停止状態においてクランク室21内に油分離機構34の油貯溜室38から還元される潤滑油が侵入して、クランク室21内に滞留しないように設定する。
請求項(抜粋):
ハウジング内に圧縮機構を収容し、該圧縮機構をハウジング内に収容した駆動機構により駆動させて、外部冷媒吸入管路からハウジング内の吸入圧領域内に吸入した冷媒ガスをハウジング内で圧縮し、圧縮されたガスを吐出室から外部冷媒吐出管路を通して空調装置に供給し、吐出圧領域に冷媒ガス中に含まれるミスト状の潤滑油を分離する油分離機構を設け、分離された潤滑油を還元油通路を通して前記ハウジング内の吸入圧領域に還流するように構成された圧縮機において、前記外部冷媒吸入管路に分岐部を設け、該分岐部の分岐口と前記吸入圧領域の底部とを分岐管により連通し、圧縮機が停止された状態で吸入圧領域内に還流された潤滑油を該分岐管内に導き、圧縮機が再起動する前に、前記圧縮機構を駆動する駆動機構を収容したクランク室、吸入室及び前記圧縮機構内の圧縮室に潤滑油が滞留するのを阻止するように前記分岐管内の容積及び配置位置を設定した圧縮機における液圧縮防止構造。
IPC (2件):
F04B 39/04 ,  F04B 39/00
FI (2件):
F04B 39/04 G ,  F04B 39/00 A
Fターム (6件):
3H003AA03 ,  3H003AB07 ,  3H003AC03 ,  3H003AD01 ,  3H003AD03 ,  3H003BH05

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