特許
J-GLOBAL ID:200903057920257515

線路変換器、高周波モジュールおよび通信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小森 久夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-193156
公開番号(公開出願番号):特開2004-147291
出願日: 2003年07月07日
公開日(公表日): 2004年05月20日
要約:
【課題】立体導波路を伝搬する電磁波伝搬方向に平行な向きに平面回路を配置できるようにし、誘電体基板の加工を容易とし、誘電体基板に構成した平面回路と立体導波路との結合特性が,両者の組立精度に影響されぬようにして設計どおりの線路変換特性を容易に得られるようにした線路変換器、それを備えた高周波モジュールおよび通信装置を構成する。【解決手段】誘電体基板3に接地導体4g,5g、伝送線路用導体4aおよび結合線路用導体4kを形成し、下部導体板1、上部導体板2、下部誘電体ストリップ6、上部誘電体ストリップ7による誘電体充填導波路を構成し、その間に誘電体基板3を挟み込み、誘電体基板の接地導体の一部である導体部分Sで誘電体充填導波路の遮断領域を構成する。結合線路用導体4kは遮断領域により生じた定在波の電界強度の高い部分で結合する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
立体的な空間内で電磁波を伝搬させる立体導波路と、誘電体基板に所定の導体パターンを形成してなる平面回路とを備え、該平面回路と前記立体導波路との線路変換を行う線路変換器において、 前記誘電体基板を、前記立体導波路のE面に平行で且つ該立体導波路の略中央位置に配置するとともに、 前記誘電体基板の導体パターンとして、前記立体導波路の遮断領域を構成する導体部分と、前記遮断領域で生じる定在波に電磁界結合する結合線路部分と、該結合線路部分から連続する伝送線路部分とを備えたことを特徴とする線路変換器。
IPC (1件):
H01P5/107
FI (1件):
H01P5/107 B
引用特許:
審査官引用 (3件)
引用文献:
審査官引用 (1件)
  • 「マイクロ波回路の基礎とその応用」, 1990, pp.215-216

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