特許
J-GLOBAL ID:200903057924240730

クロマトグラフ/質量分析装置における汎用多成分一斉同定・定量方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-339031
公開番号(公開出願番号):特開2003-139755
出願日: 2001年11月05日
公開日(公表日): 2003年05月14日
要約:
【要約】【課題】 使用機種に依存することなくまた、保持時間の違いに関係なく化学物質を短時間で同定し定量することができる汎用多成分一斉同定・定量方法を提供すること。【解決手段】 クロマトグラフのカラムからの溶出成分の質量スペクトルを一定時間間隔で測定した後、質量スペクトル、相対保持指標、及び内標準法による検量線を登録したデータベースを作成する工程、内標準を添加した測定試料について同様に質量スペクトルを測定してそのクロマトグラムのピークの相対保持指標を求め、前記データベースに登録された成分の質量スペクトルが、試料クロマトグラムのその相対保持指標を含む一定範囲内に含まれているか否かをリバースサーチによって検索する工程と、所定の確度で存在することが判明したときに、内標準とのピーク面積比を求め、データベースに登録されている検量線から当該成分の存在量を計算する工程を有する。
請求項(抜粋):
ガスクロマトグラフまたは液体クロマトグラフのカラム出口に質量分析計を連結したGC/MSまたはLC/MSにおいて、クロマトグラフのカラムからの溶出成分の質量スペクトルを一定時間間隔で測定した後、質量スペクトル、保持時間から求めた保持指標、および内標準法による検量線を登録したデータベースを作成する工程と、内標準を添加した測定試料について、同様に質量スペクトルを測定してそのクロマトグラムのピークの相対保持指標を求め、前記データベースに登録された成分の質量スペクトルが、試料クロマトグラムのその相対保持指標を含む一定範囲内に含まれているか否かその存在の有無をリバースサーチによって検索する工程と、所定の確度で存在することが判明したときに内標準とのピーク面積比を求め、上記データベースに登録されている検量線から、当該成分の存在量を演算算出する工程、とを有することを特徴とするクロマトグラフ/質量分析装置における汎用多成分一斉同定・定量方法。
IPC (3件):
G01N 30/86 ,  G01N 27/62 ,  G01N 30/72
FI (9件):
G01N 30/86 Q ,  G01N 30/86 F ,  G01N 30/86 J ,  G01N 30/86 M ,  G01N 27/62 C ,  G01N 27/62 D ,  G01N 27/62 X ,  G01N 30/72 A ,  G01N 30/72 C
引用特許:
審査官引用 (3件)

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