特許
J-GLOBAL ID:200903057925503565

画像振れ防止装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡部 敏彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-344976
公開番号(公開出願番号):特開平7-177418
出願日: 1993年12月20日
公開日(公表日): 1995年07月14日
要約:
【要約】【目的】 複数の画像振れ補正手段を備えたものでありながら、高周波特性の悪化及び補正範囲のオーバー等を起こすことなく、撮影状況に応じた木目の細かい画像振れ補正を行える画像振れ防止装置を提供する。【構成】 画像の動きベクトルを読み込み(ステップS201)、該読み込んだ動きベクトルから一つの代表動きベクトルを求め(ステップS202)、該代表動きベクトルを積分して画面の基準位置からの偏差値を求め(ステップS203)、該偏差値から振れ周波数を求め、該振れ周波数に基づいて可変頂角プリズム(VAP)制御の制御ゲインとフィールドメモリ制御の制御ゲインを最適状態に設定し(ステップS204)、前記偏差値(振れ補正量)と前記制御ゲインとから、VAP制御或はフィールドメモリ制御による画像振れ補正を行う(ステップS205)。
請求項(抜粋):
画像信号から動きベクトルを検出し、実時間でその画像振れを補正する画像振れ防止装置において、時系列に連続した画像間の相関演算を行い該画像間の動きベクトルを検出する動きベクトル検出手段と、該動きベクトル検出手段により検出された動きベクトルに基づいて画像の振れ周波数を演算する振れ周波数演算手段と、帰還ループを持ち且つ前記画像振れを補正する第1補正手段と、フィールドメモリを持ち且つ該フィールドメモリで遅延された画像を使うことにより前記画像振れを補正する第2補正手段と、前記振れ周波数演算手段により算出された画像の振れ周波数に基づいて前記第1補正手段と前記第2補正手段との全画像振れ補正に占める割合を変化させる割合変化手段とを具備したことを特徴とする画像振れ防止装置。

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