特許
J-GLOBAL ID:200903057929252362

光計測システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小笠原 史朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-076148
公開番号(公開出願番号):特開平5-240940
出願日: 1992年02月26日
公開日(公表日): 1993年09月21日
要約:
【要約】【目的】 光源局が設けられる計測対象位置と反射局が設けられる計測基準位置との間の3次元的な位置関係を常に正確に計測し得る光計測システムを提供することを目的とする。【構成】 移動体1の走行コース2の周囲には、複数の再帰反射器CCが任意の間隔で配置される。これら再帰反射器CCは、入射光を元来た方向へ反射する光学的性質を有している。移動体1に搭載されたレーザ計測装置3は、互いに異なる傾斜角度を有する2つの面ビーム41および42を、移動体1に属する基準面に沿って回転走査する。レーザ計測装置3は、再帰反射器CCからの反射光を検知することにより、面ビーム41または42が再帰反射器に当たったときの回転走査角度を検出する。この検出された回転走査角度と面ビームの傾斜角度と再帰反射器の座標位置とに基づいて、移動体1の3次元空間での現在位置および傾斜角度が演算される。
請求項(抜粋):
光源局とこの光源局から離れた位置に配置された複数の反射局との間の3次元的な位置関係を計測する光計測システムであって、各前記反射局は、入射した光を元来た方向へ反射する再帰反射器を含み、前記光源局は、当該光源局に属する基準面に対してそれぞれ第1および第2の傾斜角度を有する面状の第1および第2の光ビームを、当該基準面に対して平行に回転走査する回転走査手段と、前記第1および第2の光ビームに応答する各前記反射局からの反射光を検知するための反射光検知手段と、前記反射光検知手段から検知出力が得られたときの前記第1および第2の光ビームの回転走査角度を検出するための角度検出手段と、前記角度検出手段により検出された回転走査角度と前記第1および第2の光ビームの各傾斜角度とに基づいて、前記光源局と前記反射局との間の3次元的な位置関係を演算するための演算手段とを含む、光計測システム。

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