特許
J-GLOBAL ID:200903057938156503

楽譜認識方法及び楽譜認識プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 英世
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-205502
公開番号(公開出願番号):特開平11-038965
出願日: 1997年07月16日
公開日(公表日): 1999年02月12日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 正確な発音タイミングを得ることのできる楽譜の認識を可能にする楽譜認識方法及び楽譜認識を行うプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供する。【解決手段】 楽譜イメージを読み取って、その楽譜記号を認識し、演奏及び/又は表示可能な楽譜データ形式に変換する楽譜認識方法において、楽譜中の五線、小節線、音符、休符、連符記号、その他の記号が混在する認識結果から、連符数字が存在する小節内の演奏時の発音に関係する音符、休符を取り出し、連鈎情報、符尾情報を元に、拍の区切りに関連するグループ分け等を行い、連符数字に近い基準グループを中心に、結合されるグループ内では構成音符の音長総和がグループ内最短音長に対して連符数字の整数倍になるという連符対象としての音長条件を満たすように、他のグループとグループ結合を行い、位置、構成音の音長、表記上のフレージングに最も適した連符対象を認識する。
請求項(抜粋):
楽譜イメージを読み取って、その楽譜記号を認識し、演奏及び/又は表示可能な楽譜データ形式に変換する楽譜認識方法において、楽譜中の五線、小節線、音符、休符、連符記号、その他の記号が混在する認識結果から、連符数字が存在する小節内の演奏時の発音に関係する音符、休符を取り出し、連鈎情報、符尾情報を元に、拍の区切りに関連するグループ分けを行い、更に連符数字が3の場合は、音長が1:2になる隣り合う一対の音符・休符の中間位置に、これらの音符・休符を構成要素とする仮想的なグループを生成し、これをダミーグループとして前記グループに追加し、連符数字からの符頭中心又は符尾端点への距離によって、更に連符数字が括弧付きの場合は括弧の向きも参照して、前記グループを連符対象検索の基準になり得る基準グループと、基準になり得ない付加グループとに分け、連符数字に近い基準グループを中心に、結合されるグループ内では構成音符の音長総和がグループ内最短音長に対して連符数字の整数倍になるという連符対象としての音長条件を満たすように、他のグループとグループ結合を行い、該グループ結合によって、位置、構成音の音長、表記上のフレージングに最も適した連符対象を認識することを特徴とする楽譜認識方法。
IPC (3件):
G10G 3/04 ,  G09B 15/00 ,  G10H 1/00 102
FI (3件):
G10G 3/04 ,  G09B 15/00 Z ,  G10H 1/00 102 Z

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