特許
J-GLOBAL ID:200903057947837939
航行体の動揺測定方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
薬師 稔 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-353915
公開番号(公開出願番号):特開平10-186016
出願日: 1996年12月19日
公開日(公表日): 1998年07月14日
要約:
【要約】【課題】 積分処理を行うこと無く、また、頻繁なメンテナンスが必要な装置を用いること無く船舶等の航行体の動揺を測定することができる航行体の動揺測定方法を提供する。【解決手段】 GPS人工衛星の発射電波を受信する固定局Bを陸上の既知位置に設けるとともに、船舶の船体Sに前後左右に離間して3つの受信機11a,11b,11cを設け、先ず、GPSスタティック測位法により各受信機11a,11b,11cの固定局Bに対する相対位置(初期基線ベクトルVa ,Vb ,Vc )を測定し、この後、これら相対位置の変化(各ベクトルVa ,Vb ,Vc の変化分ΔVa ,ΔVb ,ΔVc )をGPSキネマティック測位法により測定し、これら相対位置の変化からローリング等の船体Sの動揺を算出するようにした。
請求項(抜粋):
複数のGPS衛星および地上の既知位置に設けられた固定局とを備える汎地球測位システムと、少なくとも2個が左右に、少なくとも1個が前後に離間して航行体に設けられ、前記GPS衛星および固定局の出力電波を受信する少なくとも3個のGPSアンテナとを備え、該3個のGPSアンテナにより受信した衛星電波および前記固定局が受信した衛星電波に基づき前記固定局に対する前記航行体の各GPSアンテナ設置部位の相対位置を測定した後、これらGPSアンテナ設置部位の相対位置の変化量を測定し、これらGPSアンテナ設置部位の相対位置の変化量を基に航行体の動揺を算出するようにしたことを特徴とする航行体の動揺測定方法。
IPC (2件):
FI (2件):
前のページに戻る