特許
J-GLOBAL ID:200903057957008809

電縫溶接部の加工性を高める電縫溶接部熱処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 名嶋 明郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-126239
公開番号(公開出願番号):特開平11-323442
出願日: 1998年05月08日
公開日(公表日): 1999年11月26日
要約:
【要約】【課題】 電縫溶接部の延性を向上させて電縫鋼管の加工性を改善させる電縫溶接部の熱処理方法を提供する。【解決手段】 C=0.03〜0.30%、Si=0.50〜3.00%、Mn=0.30〜3.00%を基本成分とする電縫鋼管を、電縫溶接後にその溶接部を800°C〜1000°Cに加熱後、Ar3 変態点以上から冷却速度20°C〜200°C/秒で急速冷却することで、電縫溶接部に強制的にオーステナイトを残存させて、従来の熱処理では得ることができなかった電縫溶接部の延性の向上をもたらし、これにより管全体の加工性に優れた電縫管を供給することが可能となる。
請求項(抜粋):
C=0.03〜0.30%Si=0.50〜3.00%Mn=0.30〜3.00%を基本成分とし、残部をFe及び不可避的不純物よりなる電縫鋼管を電縫溶接後、その溶接部を800°C〜1000°Cに加熱後、Ar3 変態点以上から冷却速度20°C〜200°C/秒で急速冷却することで、電縫溶接部に残留オーステナイトを残存させ、電縫溶接部の加工性を高める電縫溶接部熱処理方法。
IPC (5件):
C21D 9/08 ,  C21D 9/50 101 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/04 ,  C22C 38/16
FI (5件):
C21D 9/08 F ,  C21D 9/50 101 A ,  C22C 38/00 301 Z ,  C22C 38/04 ,  C22C 38/16

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