特許

J-GLOBAL ID：200903057957139792

透視性を有する装飾材の製造方法

発明者： 北村 洋一 ,  黒田 健二郎 ,  椎名 義明 ,  飯塚 顕至 ,  似内 保之
出願人/特許権者： 凸版印刷株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-282782
公開番号（公開出願番号）：特開平5-116499
出願日： 1991年10月29日
公開日（公表日）： 1993年05月14日
要約：

【要約】【目的】透視性をもち優れた意匠性を有する装飾材を製造するに際し、作業性に優れ、且つ高収率をうることが可能な、生産性の高い製造方法を提供する。【構成】第一被転写基材8上には網状,点状,ストライプ状などの微細パターン10を作製しておく。第一転写箔としてベースフィルム1上の全面に透明な剥離ニス層2を備えた上に、順に第一絵柄層3,ベタ隠蔽層4,第二絵柄層5、あるいはそのいずれかの層を積層し、さらに透明接着剤層6を積層したものを、第一被転写基材8上に重ね合わせて熱圧プレスを施し、微細パターン10のネガ領域のみを第一被転写基材8に転写することにより前記微細パターン10部のみを残す。これを透明または半透明の第二被転写基材12に再度重ね合わせて熱圧プレスして最終転写を施す製造方法。

請求項（抜粋）：

透視性を有する装飾材の転写箔を使用した製造方法において、第一被転写基材上に網状,点状,ストライプ状などからなる所望する微細パターンを作製しておき、第一転写箔としてベースフィルム上の全面に透明剥離ニス層を備え、該剥離ニス層上に、順に第一絵柄インキ層、ベタ隠蔽層、第二絵柄インキ層、あるいはそのいずれかの層を積層し、該積層体上にさらに接着剤層を積層したものを、該第一被転写基材上に重ね合わせて熱圧プレスを施し、該微細パターンのネガ領域のみを該第一被転写基材に転写することで、該微細パターン部のみが残り、これを透明または半透明の第二被転写基材に再度重ね合わせて熱圧プレスすることにより、転写箔を使用し該微細パターンの領域のみを該第二被転写基材上に転写することを特徴とする透視性を有する装飾材の製造方法。