特許
J-GLOBAL ID:200903057967812142

冷却ファンの監視・制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 並木 昭夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-064478
公開番号(公開出願番号):特開平6-274248
出願日: 1993年03月24日
公開日(公表日): 1994年09月30日
要約:
【要約】【目的】 電子装置の多数の冷却ファン4のうち、故障が起きても、その故障した数だけでは、重大故障警報を送出せず、その故障が実質的に重大である場合にのみ、重大故障警報を送出する冷却ファンの監視・制御装置を提供する。【構成】 分散配置した多数のファン4に番号を付けておき、どの番号のファン4が故障したらどう対策すべきかをメモリー7にテーブルとして格納しておき、アラーム検出回路9が故障したファンを検出すると、その報告を受けたマイクロプロセッサ6が、メモリー7を参照して対策を決定し、アラーム送出回路8又はファン制御回路10にその実行を指示する。
請求項(抜粋):
電子回路パッケージを搭載する1つ又は1つ以上のシェルフを1段又は1段以上多段積みし、これを、前記シェルフの近傍適宜の位置に分散して実装した複数の冷却ファンにより冷却する構成の電子装置において、マイクロプロセッサと、前記マイクロプロセッサに対しバスを介してそれぞれ接続されたアラーム検出回路、メモリー装置及びアラーム送出回路と、を少なくとも含む制御部を設けて成り、前記冷却ファンの各々が動作異常となったとき、各々の冷却ファンから、動作異常である旨と当該冷却ファンの実装位置情報とが送信されてくるのを前記アラーム検出回路が受信すると、そのことの報告を前記バスを介して受けた前記マイクロプロセッサは、各冷却ファン毎の実装位置と冷却性能との関係を予め記憶している前記メモリー装置を参照して、当該冷却ファンの動作異常のもたらす緊急度を判定し、それに応じたアラームを前記アラーム送出回路から監視装置に向けて送出せしめることを特徴とする冷却ファンの監視・制御装置。

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