特許

J-GLOBAL ID：200903057967869985

車両用ディーゼル機関の燃料噴射時期制御装置

発明者： 齋藤 克彦
出願人/特許権者： 日産ディーゼル工業株式会社
代理人 (1件)： 笹島 富二雄
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-022904
公開番号（公開出願番号）：特開平9-209799
出願日： 1996年02月08日
公開日（公表日）： 1997年08月12日
要約：

【要約】【課題】燃料カット後の燃料再噴射時に、シリンダー内温度低下に起因する未燃ガスの排出を低減することを目的とする。【解決手段】燃料カットか否かを判定し(S11)、燃料カット時に、燃料カットから再噴射までの時間を計測する(S12〜14)。計測時間に応じた進角補正量を設定し(S15)、この進角補正量を通常進角量に加算して再噴射時の燃料噴射時期を演算する(S16)、再噴射開始時に電子タイマを制御して通常の噴射時期より進角させる。進角補正した噴射時期で所定回数(Np)噴射を行った後、通常の燃料噴射時期制御に戻る(S17,S18)。

請求項（抜粋）：

燃料噴射手段と、該燃料噴射手段の燃料噴射時期を運転状態に基づいて調整する燃料噴射時期調整手段とを備えた車両用ディーゼル機関の燃料噴射時期制御装置において、機関運転状態検出手段と、該機関運転状態検出手段の検出結果に基づいて燃料カット条件成立か否かを判定する燃料カット判定手段と、該燃料カット判定手段により燃料カット判定が行われた後に前記機関運転状態検出手段の検出結果に基づいて燃料カット後の燃料再噴射条件成立か否かを判定する再噴射判定手段と、該再噴射判定手段の判定結果に基づいて燃料再噴射初期に燃料噴射時期を進角補正するべく燃料噴射時期調整手段を制御する制御手段とを備えて構成したことを特徴とする車両用ディーゼル機関の燃料噴射時期制御装置。

IPC (2件)：

F02D 41/12 380 ,  F02D 41/40

FI (2件)：

F02D 41/12 380 Z ,  F02D 41/40 Z