特許
J-GLOBAL ID:200903057975771412

熱可塑性エラストマー積層体および自動車内外装部品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳原 成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-117362
公開番号(公開出願番号):特開平9-156009
出願日: 1996年05月13日
公開日(公表日): 1997年06月17日
要約:
【要約】【課題】 オレフィン系樹脂を材料とし、耐傷付性に優れた自動車内外装部品を得る。【解決手段】 下記成分(A)と(B)を含む熱可塑性エラストマー組成物からなる表皮層と、架橋ポリエチレン発泡体からなる基材層または結晶性ポリオレフィン樹脂とオレフィン系ゴムとを含有する架橋された熱可塑性エラストマ-からなる基材層とから構成される熱可塑性エラストマー積層体、あるいはさらに中間層が積層された熱可塑性エラストマー積層体からなる自動車内外装部品。(A)超高分子量ポリオレフィンと、低分子量〜高分子量ポリオレフィンとからなるポリオレフィン組成物10〜50重量部;(B)スチレンの重合体ブロックと、イソプレン系重合体ブロックとからなるブロック共重合体90〜50重量部。
請求項(抜粋):
〔I-?@〕(A)135°Cデカリン溶媒中で測定した極限粘度〔η〕が7〜40dl/gの範囲にある超高分子量ポリオレフィン(a)と、135°Cデカリン溶媒中で測定した極限粘度〔η〕が0.1〜5dl/gの範囲にある低分子量ないし高分子量ポリオレフィン(b)とから実質的になるポリオレフィン組成物であって、超高分子量ポリオレフィン(a)が、超高分子量ポリオレフィン(a)と低分子量ないし高分子量ポリオレフィン(b)との総重量100重量%に対して15〜40重量%の割合で存在し、かつ135°Cデカリン溶媒中で測定した極限粘度〔η〕が3.5〜8.3dl/gの範囲にあるポリオレフィン組成物10〜50重量部、および(B)スチレンまたはその誘導体の重合体ブロック(c)と、イソプレン重合体ブロックまたはイソプレン・ブタジエン共重合体ブロックであって、全イソプレン単位に対する1,2-位および3,4-位で結合しているイソプレン単位含有量が40%以上である重合体または共重合体ブロック(d)とからなる水素添加されていてもよいブロック共重合体90〜50重量部〔成分(A)および(B)の合計量は100重量部である〕を含有する熱可塑性エラストマー組成物〔I-1〕からなるエンボス加工が施されていてもよい表皮層と、〔II-?@〕(K)架橋されていてもよいポリエチレン発泡体、または(L)架橋されていてもよいポリプロピレン発泡体からなる基材層とから構成されていることを特徴とする熱可塑性エラストマー積層体。
IPC (3件):
B32B 5/18 ,  B32B 27/32 ,  C08L 23/00 LCN
FI (3件):
B32B 5/18 ,  B32B 27/32 E ,  C08L 23/00 LCN
引用特許:
審査官引用 (1件)

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