特許
J-GLOBAL ID:200903057990835796

繊維状セルロース材料に有用な、無水で自己乳化性の化学軟化剤組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-501835
公開番号(公開出願番号):特表平8-511068
出願日: 1994年05月23日
公開日(公表日): 1996年11月19日
要約:
【要約】第4級アンモニウム化合物およびポリヒドロキシ化合物の混合物を含んで成る実質的に無水で自己乳化性の化学軟化剤組成物を提供する。好ましい第4級アンモニウム化合物には、塩化ジ(水素化)タロウジメチルアンモニウム、メチル硫酸ジ(水素化)タロウジメチルアンモニウムの様なジアルキルジメチルアンモニウム塩がある。好ましいポリヒドロキシ化合物は、グリセロール、重量平均分子量が約150〜約800であるポリグリセロール、および重量平均分子量が約200〜4000であるポリオキシエチレングリコールおよびポリオキシプロピレングリコールからなる群から選択される。実質的に無水で自己乳化性の化学軟化剤組成物は、ポリヒドロキシ化合物が第4級アンモニウム化合物と混合可能な特定の温度で、第4級アンモニウム化合物をポリヒドロキシ化合物と混合することにより製造される。得られる、安定した固体または濃縮液体混合物は、消費者または最終ユーザーの所に経済的に輸送することができる。化学軟化剤組成物の最終ユーザーは、混合物を液体キャリヤー(例えば水)で簡単に希釈し、繊維状セルロース性材料の処理に好適な水性分散液を形成する。ここに開示する実質的に無水、自己乳化性で生分解性の化学軟化剤組成物は、主として、ティッシュまたはタオルの様な使い捨て紙製品を軟化するために使用する。
請求項(抜粋):
(a)式(式中、各R2置換基はC1〜C6アルキルまたはヒドロキシアルキル基、またはそれらの混合物、好ましくはC1〜C3アルキル、最も好ましくはメチルであり、各R1置換基はC14〜C22ヒドロカルビル基、またはそれらの混合物、好ましくはC16〜C18アルキルであり、X-は適当な陰イオン、好ましくはクロリドまたは硫酸メチルである。)を有する第4級アンモニウム化合物、および(b)グリセロール、重量平均分子量が150〜800であるポリグリセロール、および重量平均分子量が200〜4000、好ましくは200〜1000、最も好ましくは200〜600のポリオキシエチレングリコールおよびポリオキシプロピレングリコールから選択されたポリヒドロキシ化合物の混合物を含んでなり、第4級アンモニウム化合物対ポリヒドロキシ化合物の重量比が約1:0.1〜0.1:1、好ましくは1:0.3〜3:1、最も好ましくは1:0.7〜0.7:1であり、前記第4級アンモニウム化合物および前記ポリヒドロキシ化合物が混和可能な温度で、前記ポリヒドロキシ化合物が前記第4級アンモニウム化合物と混合され、組成物の含水量が20重量%未満であることを特徴とする、実質的に無水で自己乳化性の化学軟化剤組成物。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭63-165597

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