特許
J-GLOBAL ID:200903057994967930
内燃機関のバルブタイミング制御装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-120797
公開番号(公開出願番号):特開平5-312012
出願日: 1992年05月13日
公開日(公表日): 1993年11月22日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】内燃機関のバルブタイミング制御装置において、作動部材を軸方向へ移動させることなく回転位相を可変とし、軸方向の小型化を図り、タイミングプーリをカムシャフトと同一中心で回転させる。【構成】カムシャフト1にタイミングプーリ10、外歯ロータ15を設け、外歯ロータ15と内歯ロータ16とによりトロコイドギヤ対18を構成する。内歯ロータ16をケーシング8の収容凹部7に組付ける。内歯ロータ16を内接噛み合い形式のギヤ対21を介してタイミングプーリ10に連結する。ケーシング8の外歯38にモータ40を駆動連結する。従って、ケーシング8をモータ40で廻すことにより、内歯ロータ16が外歯ロータ15の周りを公転し、カムシャフト1とタイミングプーリ10との回転位相が変えられる。このとき、内歯ロータ16の公転に伴い、その回転力のみがギヤ対21によりタイミングプーリ10へと伝達される。
請求項(抜粋):
内燃機関のシリンダヘッドにて回転可能に支持されたバルブ駆動用のカムシャフトと、前記カムシャフトの一端部にてそのカムシャフトと同一の回転中心上にて相対回転可能に設けられ、前記内燃機関に駆動連結されたタイミングプーリと、前記カムシャフトと一体回転可能に設けられた外歯ロータと、前記外歯ロータに連結されてその外歯ロータと共にトロコイドギヤ対を構成する内歯ロータと、前記カムシャフトに前記タイミングプーリに対する捩じりを付与すべく、前記内歯ロータの前記外歯ロータに対する偏心位置を前記外歯ロータの中心周りに移動させるために前記内歯ロータを公転させる内歯ロータ公転手段と、前記内歯ロータと前記タイミングプーリとの間に介在され、前記タイミングプーリの回転を前記内歯ロータに伝達する内接噛み合い形式のギヤ対とを備えたことを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
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