特許
J-GLOBAL ID:200903057997239242

回転速度検出装置付転がり軸受ユニット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 小山 武男 ,  大田 隆史 ,  小山 欽造
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-141842
公開番号(公開出願番号):特開2006-308103
出願日: 2006年05月22日
公開日(公表日): 2006年11月09日
要約:
【課題】 カバー18aにセンサユニット45をねじ止め結合固定する構造を採用して、しかも、ねじ止め結合部での十分なシール性を長期間に亙り確保すると共に、上記センサユニット45の組み付け作業性を向上する。【解決手段】 カバー18aの本体34を合成樹脂製として、この本体34の底板部43に通孔44と第二の通孔56とを設け、この第二の通孔56の一端側開口周縁部に非円形の凹部57を設ける。上記第二の通孔56とセンサユニット45に設けた第三の通孔62とを挿通したボルト58の頭部は、その外周面と上記凹部57の内周面との係合に基づき回転防止を図る。上記凹部57の内面に設けた係止溝60に装着したOリング61を、上記ボルト58の頭部に全周に亙り弾性的に当接させて、このボルト58と上記底板部43との間をシールする。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
内周面に外輪軌道を有し、使用時にも回転しない外輪相当部材と、外周面に内輪軌道を有し、使用時に回転する内輪相当部材と、上記外輪軌道と内輪軌道との間に転動自在に設けた複数個の転動体と、上記外輪相当部材の一端開口部に被着してこの一端開口部を塞ぐカバーと、上記内輪相当部材の一部でこのカバーに対向する部分に、この内輪相当部材と同心に支持した、円周方向に亙る特性を交互に且つ等間隔に変化させたエンコーダと、上記カバーの一部でこのエンコーダと対向する部分に設けた通孔と、この通孔を挿通した状態で上記カバーの一部に支持固定し、上記エンコーダの回転に伴って出力を変化させるセンサとを備えた回転速度検出装置付転がり軸受ユニットに於いて、上記カバーのうちの少なくとも上記通孔を形成した部分は合成樹脂製の板部であり、この板部の一部で上記通孔から離れた部分には、この通孔と平行な第二の通孔が形成されており、上記エンコーダに対向する板部の片面の一部で上記第二の通孔の一端側開口周縁部には、内周面の形状が非円筒形の凹部が形成されており、上記センサはホルダに支持されており、このホルダは、上記センサを支持した状態で上記通孔に挿入する挿入部と、この挿入部の端部にその基端部を結合した取付フランジ部と、この取付フランジ部の先端部で、上記挿入部を上記通孔に挿入した状態で上記第二の通孔の他端側開口部に整合する部分に形成した第三の通孔とを備えており、上記ホルダは上記挿入部を上記通孔に挿入した状態で、上記第二、第三の通孔を挿通したボルトとナットとを螺合し更に緊締する事により、上記カバーに結合固定されており、上記ボルトの頭部又はナットは、その外周面と上記凹部の内周面との係合に基づき回転防止をされており、上記第二の通孔の内周面又は上記凹部の内面に形成された閉鎖環状の係止溝に装着されたシールリングを上記ボルトの一部に、全周に亙って弾性的に当接させる事により、このボルトと上記板部との間をシールしている事を特徴とする回転速度検出装置付転がり軸受ユニット。
IPC (6件):
F16C 41/00 ,  G01P 3/487 ,  G01D 5/245 ,  F16C 33/76 ,  F16C 19/18 ,  B60B 35/02
FI (7件):
F16C41/00 ,  G01P3/487 Z ,  G01P3/487 F ,  G01D5/245 X ,  F16C33/76 A ,  F16C19/18 ,  B60B35/02 Z
Fターム (21件):
2F077AA46 ,  2F077CC02 ,  2F077NN17 ,  2F077PP12 ,  2F077PP14 ,  2F077VV03 ,  2F077VV04 ,  2F077VV13 ,  3J016AA04 ,  3J016BA03 ,  3J016CA00 ,  3J101AA02 ,  3J101AA32 ,  3J101AA43 ,  3J101AA54 ,  3J101AA62 ,  3J101AA72 ,  3J101BA53 ,  3J101BA54 ,  3J101FA60 ,  3J101GA01
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 実開平7-31539号公報
審査官引用 (3件)

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