特許
J-GLOBAL ID:200903058001789400

オブジェクト指向プロセッサ・アレイ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-527869
公開番号(公開出願番号):特表2002-542524
出願日: 1999年01月07日
公開日(公表日): 2002年12月10日
要約:
【要約】オブジェクト指向プロセッサ・アレイは、システム・オブジェクトを介して指令によりインスタンス化されかつ高レベル言語を介して通信する機能的オブジェクトのライブラリを含む。オブジェクト指向プロセッサ・アレイは、ハードウエア、ソフトウエア、又はハードウエア及びソフトウエアの組合わせで具体化され得る。各機能的オブジェクトは、別々のハードウエア・プロセッサを含み得て、又は単一のプロセッサの動作内の仮想プロセッサとして具体化され得る。一実施形態において、オブジェクト指向プロセッサ・アレイは、単一のチップ上に、又は単一のプロセッサ・チップ及び関連のメモリ・チップ上に形成される。幾つかのオブジェクトが単一のチップ上にインスタンス化されるとき、ピンは、各オブジェクトに対して高レベル指令言語を介して割り当てられる。メモリをインスタンス化されたオブジェクトに割り当てる方法及び装置が開示され、インスタンス化されたオブジェクトがスクリプト・サーバと直接通信し、そのスクリプト・サーバは、インスタンス化されたオブジェクトにより発生されたデータ・イベントに対して反応するようプログラムされている。1つのスクリプト・サーバは、幾つかのオブジェクト指向プロセッサ・アレイにサービスのため働き得て、又はオブジェクト指向プロセッサ・アレイは、ローカル・スクリプト・サーバを持ち得る。幾つかの仮想プロセッサが単一のマイクロプロセッサの動作内で具現化されるときをスケジューリングする方法及び装置も開示される。本発明に従って、通信は「イベント反応」モデルに基づいており、そこにおいてプロセッサ・オブジェクトが送るべきメッセージを持つとき、「イベント反応」モデルはメッセージの目標受信者(通常ホスト)により登録されるデータ・イベントを発生する。その目標は、データ・イベントの肯定応答の前にプロセッサ・オブジェクトと目標との間で可変量のI/O交換を可能にすることによりそのイベントに反応する。一実施形態において、データ・イベントが肯定応答されるまで、他のデータ・イベントは目標に送られない。別の実施形態において、固定数のデータ・イベントが同時に保留状態にあり得る。
請求項(抜粋):
メッセージ・ベース通信リンクを介して構成可能なオブジェクト指向プロセッサ・アレイにおいて、 a)複数の仮想プロセッサを実行するプロセッサ手段と、 b)前記プロセッサ手段に結合された書込み可能メモリと、 c)前記プロセッサ手段に結合された読出し可能メモリであって、システム・オブジェクト、及び機能的プロセッサ・オブジェクトのライブラリを含み、各機能的プロセッサ・オブジェクトが事前定義された機能性を有する、読出し可能メモリと、 d)前記機能的プロセッサ・オブジェクトの少なくとも1つを外部装置に結合する複数の物理的ピンと、 e)前記オブジェクト指向プロセッサ・アレイを前記メッセージ・ベース通信リンクに結合する通信インタフェース手段と、を備え、 前記システム・オブジェクトは、前記ライブラリの中の第1の機能的プロセッサ・オブジェクトを呼び出しかつそれ自身前記書込み可能メモリの中の仮想プロセッサとしてインスタンス化するため前記第1の機能的プロセッサ・オブジェクトを指令することにより、前記メッセージ・ベース通信リンクを介して前記オブジェクト指向プロセッサ・アレイに送られる第1の構成メッセージに応答し、 前記第1の機能的プロセッサ・オブジェクトは、前記複数の物理的ピンの少なくとも1つに結合されるオブジェクト指向プロセッサ・アレイ。
IPC (2件):
G06F 15/16 620 ,  G06F 15/16 610
FI (2件):
G06F 15/16 620 S ,  G06F 15/16 610 G
Fターム (1件):
5B045GG12

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