特許
J-GLOBAL ID:200903058015071749

エレベータ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-017344
公開番号(公開出願番号):特開平9-208142
出願日: 1996年02月02日
公開日(公表日): 1997年08月12日
要約:
【要約】【課題】エレベータの不平衡トルクによってインバータ装置を起動せずに乗かご加速し、消費電力を低減する。【解決手段】主ロープ3が巻か掛けられるシーブ4と、インバータ装置7で駆動される誘導電動機6と、ブレーキ6と、乗りかご1の荷重検出器9と、誘導電動機6の回転速度からのエレベータ速度検出器10と、エレベータ運転制御装置20と、エレベータ出発直前に荷重検出器9の出力から誘導電動機6の回転軸に作用する不平衡トルクの大きさ及び作用方向と乗りかご1の運転方向からのフリーラン加速判定手段11と、その判定結果に基づきエレベータを運転する運転制御部12とを備え、不平衡トルクによるシーブの回転方向と運転指令によるシーブ4の回転方向が一致する場合は、インバータ装置7を起動せずにブレーキ8を開放しフリーラン状態で加速する。
請求項(抜粋):
エレベータの乗りかごおよび釣合い錘を懸垂する主ロープが巻き掛けられるシーブと、インバータ装置により駆動される誘導電動機と、前記乗りかごの位置を保持するブレーキと、前記乗りかごの積載荷重を検出する荷重検出器と、前記誘導電動機の回転速度から前記エレベータの速度を検出する速度検出器と、エレベータの出発直前に前記荷重検出器の出力から前記誘導電動機の回転軸に作用する不平衡トルクを演算し、前記不平衡トルクの大きさ及び回転方向と運転指令による回転方向から自由落下による加速の可否を判定するフリーラン加速判定手段と、前記フリーラン加速判定手段の判定結果に基づき前記エレベータの運転を制御する運転制御部を備え、前記フリーラン加速判定手段の判定結果、フリーラン加速が可であれば前記インバータ装置を起動することなく前記ブレーキを開放して前記乗りかごを所定の速度まで加速させ、フリーラン加速が否であれば通常の運転を行うようにしたことを特徴とするエレベータ装置。
IPC (2件):
B66B 1/28 ,  B66B 1/30
FI (2件):
B66B 1/28 ,  B66B 1/30 H

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