特許
J-GLOBAL ID:200903058016334808

自動変速機の強制潤滑装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 近島 一夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-219247
公開番号(公開出願番号):特開平5-044818
出願日: 1991年08月05日
公開日(公表日): 1993年02月23日
要約:
【要約】【目的】1個の潤滑油供給孔から、複数個の半径方向に延びる潤滑油孔に、潤滑油を略々均等に分配・供給する。【構成】キャリヤプレート21′のボス内周面に、底面が傾斜面42aからなる環状の凹溝42を形成する。出力軸5に形成した潤滑油供給孔30aからの潤滑油は、凹溝42に供給され、該潤滑油は、出力軸5と一体に回転するキャリヤプレート21′の回転に基づく遠心力により、傾斜面42aの深部にて構成される油溜りAに溜められる。そして、該油溜りから溢流した潤滑油が、複数の各潤滑油孔31に略々均等に供給され、複数のピニオン22のニードルベアリング36のすべてを充分な量の潤滑油にて潤滑する。
請求項(抜粋):
軸部材に相対回転不能に連結されているキャリヤを有するプラネタリギヤユニットを備えてなる自動変速機において、前記軸部材に形成した強制潤滑用の潤滑油供給孔と、前記キャリヤに形成され、該キャリヤに回転自在に支持されている各ピニオンの支持面にそれぞれ連通している複数の潤滑油孔と、前記キャリヤのボス部内周面に、前記軸部材の外周面に開口している前記潤滑油供給孔に対面して形成されている環状の凹溝と、該凹溝に形成された前記複数の潤滑油孔の開口部より径方向外側に位置する該凹溝の底部にて形成され、遠心力に基づき潤滑油を溜めると共に溢流した潤滑油を前記潤滑油孔の開口部に導く油溜りと、を備えてなることを特徴とする自動変速機の強制潤滑装置。
IPC (2件):
F16H 57/04 ,  F16H 3/44
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭61-041042
  • 特開平2-017846
  • 特開平4-277359
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