特許
J-GLOBAL ID:200903058022629321

ロ-ラアセンブリ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-050981
公開番号(公開出願番号):特開平11-294110
出願日: 1999年02月26日
公開日(公表日): 1999年10月26日
要約:
【要約】【課題】 シールのシール効果を改善するとともに動作負荷によって生じる変形がシール部材に及ぼす影響を低減することによって漏れを減少させる【解決手段】 ローラアセンブリ(58)から支持部(86)に力を伝達する締付面(130)を有するピン(78)と、この締付面(130)と係合するとともに支持部(86)まで軸方向に延びて締付面(130)と支持部(86)とを離間し、かつピン(78)を中心に配置された独立構造のカラー(84)と、を含む作動リング用のローラアセンブリである。カラー(84)は、圧縮力で軸部(128)と係合する第一の領域(140)と、軸部から径方向外向きに、かつ第一の領域(140)から径方向外向きに離間された第二の部分(141)と、を有する。このカラー(84)を用いることによって、ローラアセンブリ(58)の疲労寿命を延長することができ、また、ピンの耐久性を向上させることができる。
請求項(抜粋):
ガスタービンエンジンにおいて第二の構造(42)に対して第一の周方向に延びる構造(64)の動作を案内するためのローラアセンブリ(58)であって、前記構造の一方は、前記ローラアセンブリを案内するための開口部(57,156)を有し、前記構造の他方は、前記ローラアセンブリと固く係合するように設けられており、前記ローラアセンブリは、対称軸Apを中心に配置されているとともに前記軸Apを中心に設けられた回転可能な要素(82)を備えており、この回転可能な要素(82)によって、前記ローラアセンブリは、トラック(56)と係合するとともに動作状態においてトラックから外力Feを受けるように設けられており、これにより、この回転要素の反力Frが前記力Feに抵抗し、第一の端部(116)と第二の端部(118)とを備える前記軸Apを中心に設けられたピン(78)を有し、このピンは、動作状態において前記ローラアセンブリが固定された前記構造に対して付勢されており、このピンは、回転要素(82)と係合する前記第一の端部に設けられているとともに前記軸Apを中心に周方向に延びる直径Dhを有するヘッド部(122)と、前記ヘッド部より軸方向に延びるとともに前記軸Apを中心に設けられており、かつ前記ヘッド部の直径よりも小さい最大直径Dsを有する軸部(128)と、前記軸部の前記直径Dsよりも直径が大きい位置から径方向に延びる部分を有する締付面(130)と、前記ピンのヘッド部に隣接して設けられた第一の端部(132)と、支持部(86)と係合する第二の端部(134)と、を有するカラー(84)と、を有し、前記カラーは、前記締付面(130)とぴったりと接合して延びる径方向面(136)と、内側径方向面(139)と、を備え、この内側径方向面は、圧縮力で前記軸部(128)と係合する部分を備えるとともに前記ヘッド部に隣接する第一の領域(140)と、長さLrを有する第二の領域(141)と、を有し、この第二の領域は、前記軸部(128)から径方向外向きに、かつ前記第一の領域(140)の部分から径方向外向きに離間されており、この第二の領域は、前記第一の領域(140)から締付面まで延び、前記カラーと、前記第一の領域から前記支持部(86)まで延びる前記軸部と、の間に間隙Gが設けられるローラアセンブリにおいて、前記カラーは、前記第一の領域(140)でピンに反力Frを加え、前記カラーを前記軸部から離間させることによって、動作状態において前記カラー内で前記軸部に対して生じる反力Frが少なくとも前記外力Feと前記反力Frとの間の距離Laよりも長い距離Lrだけ前記支持部より離間され、これにより、前記ピンに対する前記反力Frが前記支持部(86)で加わる構成と比較して前記軸部内の最大曲げ応力のレベルが低減されることを特徴とするローラアセンブリ。
IPC (4件):
F01D 25/24 ,  F02C 7/00 ,  F02C 9/18 ,  F02K 3/06
FI (4件):
F01D 25/24 F ,  F02C 7/00 Z ,  F02C 9/18 ,  F02K 3/06

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