特許
J-GLOBAL ID:200903058022821320

車両のクリープ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 牧野 剛博 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-274610
公開番号(公開出願番号):特開平5-087236
出願日: 1991年09月26日
公開日(公表日): 1993年04月06日
要約:
【要約】【目的】 クリープ防止制御に入るときとこれから復帰するときとでフットブレーキの操作量に関する閾値にヒステリシスを設け、運転操作性、復帰時のショック低減、及び当該制御の開始・解除のハンチングを防止する。【構成】 前進走行レンジであっても所定の条件が成立したときに、ニュートラル状態としてクリープを防止するようにしたシステムにおいて、クリープ防止制御に入るときのフットブレーキの操作量の閾値を、これから復帰するときの操作量の閾値に対して大きくする。この結果、クリープ車速以下の走行が必要とされる車庫入れ等の操作が非常に容易となり、又、一度クリープ防止制御に入った後はブレーキの制動力が弱くなって車両が前進できる状態で復帰できるため、ショックを小さくできる。又、フットブレーキの操作に基づく制御の開始・復帰のハンチングを防止できるようになる。
請求項(抜粋):
自動変速機のシフトレンジが前進走行レンジとされているときであっても、フットブレーキ踏込みの条件を含む所定の条件が成立したときにはニュートラル状態を形成してクリープを防止するように構成した車両のクリープ制御装置において、前記フットブレーキの操作量を検出する手段と、前記クリープ防止制御を開始するときのフットブレーキの操作量の閾値を、クリープ防止制御から復帰するときのフットブレーキの操作量の閾値よりも大きく設定する手段と、を備えたことを特徴とする車両のクリープ制御装置。
IPC (3件):
F16H 61/20 ,  B60K 41/26 ,  F16H 59:54

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