特許
J-GLOBAL ID:200903058024935098

斜接玉軸受

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 和秀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-087273
公開番号(公開出願番号):特開平6-300036
出願日: 1993年04月14日
公開日(公表日): 1994年10月25日
要約:
【要約】【目的】内輪と保持器との非分離に関連する部位の寸法をシビアに管理しなくても、内輪と保持器との組み立てが支障なく行えてかつ分離と非分離の臨界点を高く設定できる構造とすること。【構成】保持器4の内周に可撓性で断面ほぼ「く」の字形の係止片7が、また、内輪1の外周に係合溝8がそれぞれ設けられていて、かつ、係止片7が、保持器4と内輪1とを引き離すように相対的に動かしたときに、撓みながら係合溝8と玉3群との間に挟まれる構造。この構造では、係止片7が係合溝8と玉3群との間に挟まれた状態で内輪1と保持器4とが非分離となり、例えば係止片7の肉厚を厚くすれば分離と非分離の臨界点を高く設定できる。しかも、内輪1と保持器4との組み立て時には、係止片7が撓むから、何の不都合も起こらない。
請求項(抜粋):
内・外輪と、それらの間に介装される複数の玉と、玉群を保持する保持器とが組み立て状態で互いに連係して非分離となる斜接玉軸受であって、保持器の内周に可撓性の係止片が、また、内輪の薄肉部外周に前記係止片が係合される係合溝がそれぞれ設けられ、かつ、前記係止片が、組み立て状態から保持器と内輪とを分離方向に相対的に動かしたときに、撓んだ状態で係合溝と玉との間に挟まれるものである、ことを特徴とする斜接玉軸受。
IPC (3件):
F16C 19/18 ,  F16C 33/41 ,  F16C 33/58

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