特許
J-GLOBAL ID:200903058025576261
製造計画方法及びその装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
藤谷 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-151691
公開番号(公開出願番号):特開2001-331211
出願日: 2000年05月23日
公開日(公表日): 2001年11月30日
要約:
【要約】【課題】最小コストの製造計画を行うときの制約条件の設定変更を容易にし、安価なシステム及び、装置を提供すること。【解決手段】製造コストを最も低くする製品、製造設備、製造量の組み合わせである製造計画を得る方法において、複数の制約条件を製造コストを表すパラメータへ変換し、複数の制約条件とパラメータを用いて製造コストを演算する製造コスト演算関数と、複数の制約条件とパラメータを用いて製造設備、製品、製造量の仮の複数の組み合わせである仮製造計画を得、複数の制約条件とパラメータと得られた仮製造計画を用いて、製造コスト演算関数により演算される製造コストを最小とする製造計画を得、得られた製造計画と、パラメータを用いて製造コスト演算関数により製造コストを演算する様にしさらに、制約条件、パラメータを表で表すようにした。
請求項(抜粋):
複数の製品と複数の製造設備の組み合わせにおいて、前記複数の製品を前記複数の製造設備を用いて与えられた製造量を製造するとき、製造コストを最も低くする製品と製造設備と製造量の組み合わせである製造計画を得る方法において、前記製品と前記製造設備と前記製造量を含む複数の制約条件を製造コストを表すパラメータへ変換し、前記複数の制約条件と、前記パラメータを用いて前記製造コストを演算する製造コスト演算関数を決定し、前記複数の制約条件を用いて製品と製造設備と製造量の仮の複数の組み合わせである仮製造計画を得、前記複数の制約条件と前記パラメータと前記仮製造計画を用いて、前記製造コスト演算関数により演算される前記製造コストを最小とする前記製造計画を得る製造計画方法。【請求項2 】前記複数の製品を前記複数の製造設備を用いて製造する際に前記複数の製品の与えられた製造量を製造するとき、前記製造コストを最も低くする製造計画を得る製造計画装置において、前記制約条件を表として入力する制約条件入力手段と、前記制約条件を記憶する制約条件記憶手段と、前記制約条件を表として表示する制約条件表示手段と、前記制約条件から、前記パラメータに変換するパラメータ変換手段と、前記制約条件を用いて、前記仮製造計画を得る仮製造計画立案手段と、前記仮製造計画立案手段により得られた、前記仮製造計画を記憶する仮製造計画記憶手段と、前記制約条件と、前記パラメータと、前記仮製造計画を用いて、前記製造コスト演算関数により演算される前記製造コストを最小にする製造計画を得る製造計画立案手段とを有する製造計画装置。【請求項3 】前記制約条件は、前記制約条件入力手段により変更可能であることを特徴とする請求項2に記載の製造計画装置。【請求項4】前記製造コストCは、製品 xi ;1≦i≦m製造設備 yj ;1≦j ≦n製品xi の 製造設備yj における製造量を Xijとし、製品xi の製造必要量を Hi とするとき、全てのi,jに付いての条件、Σj Xi,j ≧ Hi ; 1≦i≦m、1≦j ≦nを満たし製品 xi と、製造設備 yj の組み合わせの制約条件により決定される製造コストをあらわすパラメータを表すパラメータ関数を f(i,j) 、とするとき、【数1】C=ΣjΣiXijf(i,j); 1≦i≦m、1 ≦j≦n ...(1)により表されることを特徴とする請求項2又は、請求項3に記載の製造計画装置。【請求項5】前記製造コストを表す前記パラメータ関数は、製品xi の製造コスト以外の複数の要因の評価値を表す関数をαk (i); 1 ≦k≦o で表すと、【数2】 f(i,j) =f(i,j) +Σkαk (i); 1≦i≦m,1 ≦k≦o ...(2)により補正されることを特徴とする請求項4に記載の製造計画装置。【請求項6】前記製造コストを表す前記パラメータ関数は、製造設備 yj の製造コスト以外の複数の要因の評価値を表す関数をβl (j); 1 ≦l≦p で表すと、【数3】 f(i,j) =f(i,j) +Σlβl (j); 1≦i≦m,1 ≦j≦n, 1 ≦l≦p ...(3)により補正されることを特徴とする請求項4に記載の製造計画装置。【請求項7】前記製造コストを表す前記パラメータ関数は、製造設備 yj の製造コスト以外の複数の要因の評価値を表す関数をβl (j); 1 ≦l ≦p で表すと、【数4】 f(i,j) =f(i,j) +Σkαk (i)+Σlβl (j); 1≦i≦m,1 ≦j≦n, 1 ≦k≦o, 1 ≦l≦p ...(4)により補正されることを特徴とする請求項5に記載の製造計画装置。【請求項8】前記制約条件は、評価の順位付けがなされており、前記順位付けされた制約条件の内、上位に順位付けされた条件から順に、製造計画決定に適用されることを特徴とする請求項5乃至請求項7いずれか1項に記載の製造計画装置。【請求項9】前記制約条件表示手段は、前記関数αk (i)及び、前記関数βl (j)を、前記関数f(i,j) に、関連付けて、表として表示することを特徴とする請求項5乃至請求項8いずれか1項に記載の製造計画装置。【請求項10】前記制約条件表示手段は、上位に順位付けされた制約条件ほど、表の上位に表示することを特徴とする請求項8又は請求項9に記載の製造計画装置。【請求項11】請求項2乃至、請求項10いずれか1項に記載の製造計画装置において、前記製造計画立案手段により得られた前記製造計画と、前記パラメータを用いて前記製造コスト演算関数により前記製造コストを演算する製造コスト演算手段をさらに有することを特徴とする製造計画装置。
IPC (4件):
G05B 19/418
, G06F 17/10
, G06F 17/60 108
, G06F 19/00 120
FI (4件):
G05B 19/418 Z
, G06F 17/10 Z
, G06F 17/60 108
, G06F 19/00 120
Fターム (12件):
5B049BB07
, 5B049CC11
, 5B049CC21
, 5B049CC34
, 5B049DD01
, 5B049DD05
, 5B049EE03
, 5B049FF03
, 5B049FF04
, 5B049FF09
, 5B056BB02
, 5B056BB92
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