特許

J-GLOBAL ID：200903058030150272

固体電解質型燃料電池

発明者： 近藤 雅芳 ,  矢野 淳 ,  白木 孝司 ,  辰己 浩史
出願人/特許権者： 日立造船株式会社
代理人 (1件)： 森本 義弘
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-140605
公開番号（公開出願番号）：特開平8-007902
出願日： 1994年06月23日
公開日（公表日）： 1996年01月12日
要約：

【要約】【目的】 ガスシールの工程における発電用セルの破損をなくした良好な固体電解質型燃料電池を提供する。【構成】 ガスシールを、集電板3’の外端部に設けた凹部11と集電板3”の外端部に設けた凸部12間にガラス質の第1のシール材13を挟み、セラミック薄膜4の外端部の下方と集電板3”間にガラス質の第2のシール材14を挟み高温で溶融させ、上部から圧力Pを加えて行い、外端部に上下一対の集電板3’,3”間をガスシールする第1ガスシール位置を設け、その内方に、発電用セル2と一方の集電板3”間をガスシールする第2ガスシール位置を設ける。【効果】 第1ガスシール位置によりガスの外気への漏れを防止でき、第2ガスシール位置によりガスの混入を防止できる。また圧力Pにより加圧した際、第1ガスシール位置でこの圧力Pが吸収され、発電用セル2の破損を防止できる。

請求項（抜粋）：

集電板あるいはセパレータ間に発電用セルを挟み、ガスシールを施して形成される平板型の固体電解質型燃料電池であって、外端部に一対の前記集電板あるいはセパレータ間をガスシールする第1ガスシール位置を設け、その内方に、前記発電用セルと一方の前記集電板あるいはセパレータ間をガスシールする第2ガスシール位置を設けたことを特徴とする固体電解質型燃料電池。

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 特開平3-067466
  
• 特開昭63-211570
  
• 固体電解質型燃料電池
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平6-143708   出願人：富士電機株式会社