特許
J-GLOBAL ID:200903058032303254

位相差板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-092912
公開番号(公開出願番号):特開平6-308325
出願日: 1993年04月20日
公開日(公表日): 1994年11月04日
要約:
【要約】【目的】 フィルムの略全域に亘り均一でかつ優れた位相差補償性能と視野角特性を有する位相差板を容易に製造できる方法を提供すること。【構成】 横一軸延伸されたポリサルフォン系フィルムをオーバーフィードさせると共に、フィルムの横方向両端部を把持してフィルムの弛み部を生じせしめ、しかる後に加熱処理を施して上記フィルムの縦方向を熱収縮させる位相差板の製造方法であって、前記オーバーフィードにおけるオーバーフィード率Fは、横一軸延伸時の延伸倍率をAとしたとき、0<F≦0.8(1-1/√A)×100(%)であり、前記熱収縮は、熱収縮処理前のR値をR0 、熱収縮処理後のR値をR1 としたとき、これらの比(R1 /R0 )が、1.05<(R1 /R0 )となるように熱収縮させる。
請求項(抜粋):
横一軸延伸されたポリサルフォン系フィルムをオーバーフィードさせると共に、フィルムの横方向両端部を把持してフィルムの弛み部を生じせしめ、しかる後に加熱処理を施して上記フィルムの縦方向を熱収縮させる位相差板の製造方法であって、前記オーバーフィードにおけるオーバーフィード率Fは、横一軸延伸時の延伸倍率をAとしたとき、0 < F ≦ 0.8(1-1/√A)×100 (%)であり、前記熱収縮は、熱収縮処理前のR値をR0 、熱収縮処理後のR値をR1 としたとき、これらの比(R1 /R0 )が、1.05 < (R1 /R0 )となるように熱収縮させることを特徴とする位相差板の製造方法。

前のページに戻る