特許
J-GLOBAL ID:200903058042954512

配電設備計画作成支援システム、方法及びプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色国際特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-131012
公開番号(公開出願番号):特開2008-289262
出願日: 2007年05月16日
公開日(公表日): 2008年11月27日
要約:
【課題】 将来予測に係る不確実性を考慮した配電設備計画の作成を支援する。【解決手段】所定の計画対象期間における配電設備計画作成にあたって、当初計画の前提となるシナリオと異なるシナリオが現実に起こってしまうことによって計画を変更しなければならない不確実性リスクを考慮して配電設備計画作成する配電設備計画作成支援システムであって、現時点において保有している配電設備を示す情報と、所定の計画対象期間において起こり得る複数のシナリオと、各シナリオの実現確率と、不確実性リスクに関する計画作成主体のリスク許容度を示す効用関数と、に基づいて、当初計画を実現するための配電コストと、現実が当初計画の前提となったシナリオと異なるシナリオとなった場合に必要となる追加コストと、追加コストが発生する不確実性リスクに係るコストと、の総和が最小とするようなシナリオを決定する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
所定の計画対象期間における配電設備計画を作成する配電設備計画作成支援システムであって、 現時点において保有している配電設備を示す情報を取得する配電設備取得部と、 所定の計画対象期間において起こり得る複数のシナリオと、各シナリオの実現確率とを取得するシナリオ取得部と、 当初計画の前提となるシナリオと異なるシナリオが現実に起こってしまうことによって計画を変更しなければならない不確実性リスクに関する計画作成主体のリスク許容度を示す効用関数を取得するリスク許容度取得部と、 前記シナリオ取得部において取得したシナリオの中から一のシナリオを選択し、既選択したシナリオに対応するための配電設備に係る当初計画を、前記配電設備取得部で取得した情報に基づいて作成する当初計画作成部と、 前記当初計画作成部において作成した当初計画を実現するために必要な配電コストを算出する当初コスト算出部と、 前記シナリオ取得部で取得したシナリオと、前記当初計画作成部において作成した当初計画とに基づいて、前記選択したシナリオと異なるシナリオとなった場合に対応するための配電設備に係る変更計画を、前記選択したシナリオとは異なる全てのシナリオについて作成する変更計画作成部と、 前記変更計画作成部において作成した各変更計画を実現するために必要な追加コストを算出する追加コスト算出部と、 前記追加コスト算出部において算出した各追加コストと、前記シナリオ取得部において取得した各追加コストに対応するシナリオの実現確率とに基づいて、追加コストの期待値である期待コストを算出する期待コスト算出部と、 前記追加コスト算出部において算出した各追加コストと、前記リスク許容度取得部において取得した効用関数とに基づいて、各追加コストに対する計画作成主体の許容度を示す不効用をそれぞれ算出する効用算出部と、 前記シナリオ取得部において取得した各追加コストに対応するシナリオの実現確率と、前記効用算出部において算出した各追加コストに対応する不効用とに基づいて、各追加コストに対応する不効用の期待値である期待不効用を算出する期待効用算出部と、 前記期待効用算出部において算出された期待不効用と、前記リスク許容度取得部において取得した効用関数とに基づいて、不確実性リスクを見込むことにより期待コスト算出部において算出された前記期待コストに不確実性リスクを見込んだ主観的なコストである等価コストを算出する等価コスト算出部と、 前記シナリオ取得部において取得した複数のシナリオの中から、前記当初コスト算出部において算出した配電コストと前記等価コスト算出部において算出した等価コストとの和を最小とするようなシナリオを決定する最適シナリオ決定部と、 を備えることを特徴とする配電設備計画作成支援システム。
IPC (2件):
H02J 3/00 ,  G06Q 50/00
FI (2件):
H02J3/00 G ,  G06F17/60 110
Fターム (2件):
5G066AA03 ,  5G066AE09
引用特許:
出願人引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る