特許
J-GLOBAL ID:200903058047396500

主軸工具のクランプ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松永 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-315568
公開番号(公開出願番号):特開平10-138019
出願日: 1996年11月11日
公開日(公表日): 1998年05月26日
要約:
【要約】【課題】 簡単な構成でもって引抜き力による主軸と工具ホルダとの間の相対変位を防止してビビリの発生を抑制するとともに、装置の小型化、コストダウン化及び部品管理の容易化を図る。【解決手段】 主軸工具のクランプ装置は、プルスタッドを有する工具ホルダを主軸2の前端に同軸状に嵌合した後、該主軸内のドローバー14を皿ばね16等の弾性部材の弾性反力により主軸の後端側に移動させ主軸内の係合部材を上記プルスタッドに係合させることで工具をクランプする。そして、工具のクランプ状態のときドローバーの主軸内での移動を規制するロック機構22を設ける。該ロック機構22は、ドローバー後端のねじ部14aに螺合されたナット21に形成された収納部23と、該収納部内に出没可能に配置されかつ収納部から突出したとき側面が主軸の後端面に当接するロックピン24と、該ロックピンを収納部から突出方向に付勢するコイルばね25とを有する。
請求項(抜粋):
プルスタッドを有する工具又は工具ホルダを主軸の前端に同軸状に嵌合した後、該主軸内に挿通されたドローバーを弾性部材の弾性反力により主軸の後端側に移動させ主軸内の係合部材を上記プルスタッドに係合させることで工具をクランプするように構成された主軸工具のクランプ装置において、工具のクランプ状態のとき上記ドローバーの主軸内での移動を規制するロック機構を設けたことを特徴とする主軸工具のクランプ装置。

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