特許
J-GLOBAL ID:200903058049072132

酸化物粒子を制御した鋼およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宇井 正一 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-086048
公開番号(公開出願番号):特開平6-299286
出願日: 1993年04月13日
公開日(公表日): 1994年10月25日
要約:
【要約】【目的】 溶鋼における酸化物介在物を制御することによって、溶接熱影響部の靱性を改善した酸化物介在物粒子を制御した鋼およびその製造方法を提供する。【構成】 重量%として、Mn:0.3〜2.2%、Si:0.02〜0.5%、Ti:0.005〜0.1%、S:0.001〜0.02%、N:0.0005〜0.01%、かつAl:0.008%以下として、ZrおよびTiを含む複合酸化物のサイズとその分布を制御することによって、フェライトの核となるMnSやTiNを析出させて微細に分散させることを特徴とする。さらに選択元素として、Cu、Ni、Cr、Mo、Nb、V、B、Caの一種または二種以上を含有するもので、この製造としてZrを含有せしめることができる。この製造法としてZrを含有するワイヤーを鋳造の際にモールド内へ、タンデッシュストッパーの中を貫通して添加する。
請求項(抜粋):
重量%としてMn:0.3〜2.2%、Si:0.02〜0.5%、Ti:0.005〜0.1%、S:0.001〜0.02%、N:0.0005〜0.01%、Zr:0.001〜0.05%、かつAlを0.008%以下含み残部がC、Feおよび不可避不純物からなる炭素鋼において、その中に含まれる微小粒子が、少なくともTi酸化物およびZr酸化物を含む複合体粒子であり、かつ大きさ0.1〜10μmであるものが、鋼材断面積1mm2 当たり30〜2000個該炭素鋼中に分散していることを特徴とする酸化物粒子を制御した鋼。
IPC (6件):
C22C 38/00 301 ,  B22D 11/00 ,  B22D 11/10 370 ,  C21C 7/00 ,  C21C 7/04 ,  C22C 38/14
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開平3-202422
  • 特開平3-291356
  • 特開昭58-073713
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