特許
J-GLOBAL ID:200903058050875877

電磁比例弁の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 政喜 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-031442
公開番号(公開出願番号):特開平11-230400
出願日: 1998年02月13日
公開日(公表日): 1999年08月27日
要約:
【要約】【課題】 コイル電流にディザ電流を重畳してスプールの固着を防止する電磁比例弁の制御回路において、コイル電流が小さな領域においても、電流指令信号とコイル電流の間の線形性が正しく維持されるものを提供する。【解決手段】 制御回路に入力される指令入力信号に、加算器3において、ディザ補正回路5からのディザ補正信号を差し引くとともに、ディザ信号発生回路4からのディザ信号を加え、この加算器3の出力信号とコイル6から電流検出回路を介してフィードバックして来るフィードバック信号との偏差をPWM変換回路9に入力し、このPWM変換回路9により駆動回路11を制御してコイル6に通電する。また、ディザ補正回路5は、ディザ信号の振央レベルを検出する振央レベル検出回路12と、この振央レベルを指令入力信号から差し引く減算器13と、この減算器13の出力の正の部分をゼロにしたディザ補正信号を出力する検波回路14から構成される。
請求項(抜粋):
ソレノイドへの通電により発生した電磁力により摺動して弁開度を変化させる摺動部材を備えた電磁比例弁に設けられ、指令入力信号にディザ信号を重畳した信号に基づいて前記ソレノイドのコイル電流をパルス幅変調により制御する電磁比例弁の制御装置において、前記ディザ信号に基づいて脈動する前記コイル電流の平均値が前記指令入力信号に対して線形性を保つように、前記コイル電流の平均値が前記脈動の振幅よりも小さくなったときに、前記指令入力信号を小さくする補正を行う補正手段を備え、この補正された指令入力信号にディザ信号を重畳した信号に基づいて前記ソレノイドのコイル電流を制御することを特徴とする電磁比例弁の制御装置。
IPC (2件):
F16K 31/06 325 ,  F16K 31/06 310
FI (2件):
F16K 31/06 325 ,  F16K 31/06 310
引用特許:
審査官引用 (3件)

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