特許
J-GLOBAL ID:200903058060914188

ベーパ回収装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-140994
公開番号(公開出願番号):特開2008-290056
出願日: 2007年05月28日
公開日(公表日): 2008年12月04日
要約:
【課題】本発明は脱着工程において、タンクへの荷卸しが開始された場合のタンク圧上昇に伴うベーパの大気放出を防止することを課題とする。【解決手段】ベーパ回収装置20は、ベーパ回収管80より供給されるベーパを吸着する吸着剤90が充填された吸着槽100と、吸着槽100で脱着された燃料成分を地下タンク10に還流させる還流管130とを有する。地下タンク10の上部空間12に連通された通気管60には、タンク内圧力を検出する圧力センサ62が設けられている。制御装置150は、地下タンク10の上部空間12の圧力を圧力センサ62で検出し、この圧力センサ62により検出した圧力値から得られる圧力上昇率から脱着工程の際にタンクローリ車31からの荷卸しが開始されたか否かを判定し、荷卸し開始が検出された場合には脱着工程を停止して吸着工程に切り替えることで荷卸し時に地下タンク10内より排出されるベーパを吸着する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
液体燃料が荷卸しされるタンクと、 前記液体燃料から蒸発したベーパを吸着するための吸着剤が充填された吸着槽と、 前記タンク内で発生したベーパを前記吸着槽に供給して前記ベーパに含まれる燃料成分を前記吸着剤に吸着させる吸着工程を行うベーパ回収手段と、 前記吸着槽と連通し、前記吸着槽で前記ベーパに含まれる燃料成分を除去された気体を大気中に排出する気体排出手段と、 前記吸着槽内と連通し、前記吸着剤から前記燃料成分を脱着する脱着工程を行う脱着手段と、 該脱着手段により脱着された燃料成分を前記タンクに還流させる還流手段と備えたベーパ回収装置において、 前記タンクへの液体燃料の荷卸しが行われていることを検出する荷卸し検出手段と、 前記脱着手段による脱着工程が行われている際に前記荷卸し検出手段により前記タンクへの荷卸し開始が検出された場合、前記脱着手段による脱着工程を停止させるとともに前記ベーパ回収手段による吸着工程を開始させる制御手段と、 を備えたことを特徴とするベーパ回収装置。
IPC (5件):
B01D 53/44 ,  B01D 53/81 ,  C10G 5/02 ,  C10L 1/04 ,  C10L 3/00
FI (4件):
B01D53/34 117H ,  C10G5/02 ,  C10L1/04 ,  C10L3/00 Z
Fターム (12件):
4D002AA34 ,  4D002BA04 ,  4D002BA13 ,  4D002CA07 ,  4D002CA13 ,  4D002DA46 ,  4D002EA07 ,  4D002FA01 ,  4D002GA02 ,  4D002GA03 ,  4D002GB04 ,  4D002GB11
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 吸着処理装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-313180   出願人:出光エンジニアリング株式会社
審査官引用 (1件)

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