特許
J-GLOBAL ID:200903058070580199

エンジン始動時の焼付防止装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-168454
公開番号(公開出願番号):特開平6-212935
出願日: 1992年06月02日
公開日(公表日): 1994年08月02日
要約:
【要約】[目的] 従来技術の油圧ショベルでは、アクセルレバーをハイアイドル位置にしてエンジンを始動すると、潤滑油がエンジンの潤滑系オイル回路に完全にまわらないうちに、エンジンは高速回転を行う。そのためにエンジンの潤滑所要各部の潤滑が不充分で焼付事故発生のおそれがあり、メンテナンス上、具合が悪かった。本発明は、上記の問題点を解決することを目的とする。[構成] 本発明のエンジン始動時の焼付防止装置では、エンジンの回転、非回転を検出する手段と、エンジンが始動してからその潤滑油が潤滑系オイル回路にまわるまで、アクセルレバーの位置にかかわらずエンジン回転をローアイドル回転に制御する手段とを具備せしめて構成した。また上記エンジン始動時に、エンジンがローアイドル回転を行っていることを表示するようにした。
請求項(抜粋):
潤滑系オイル回路をそなえたエンジンが車体に搭載され、また上記エンジンの回転を高速、低速に調整するアクセルレバー装置をそなえ、そのアクセルレバー装置からのアクセルレバー操作信号をコントローラ及び制御モータを介してエンジンのガバナに対して出力するようにしている建設機械であって、エンジンの回転、非回転を検出する手段と、エンジンが始動してからその潤滑油が潤滑系オイル回路にまわるまで、アクセルレバーの位置にかかわらずエンジン回転をローアイドル回転に制御する手段とを具備せしめたことを特徴とするエンジン始動時の焼付防止装置。
IPC (3件):
F01M 7/00 ,  F02D 11/10 ,  F02D 29/00

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