特許
J-GLOBAL ID:200903058071215354

乗物のスライドドア用のドア開閉装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-006623
公開番号(公開出願番号):特開平6-264666
出願日: 1994年01月25日
公開日(公表日): 1994年09月20日
要約:
【要約】【目的】 車両のスライドドアの開閉の間にドアを駆動するケーブル環の張力を実質的に同一に維持するドア開閉装置を提供する。【構成】 ドア開閉装置は、ケーブル駆動アセンブリを備える。アセンブリは、第1の直径を有するケーブル溝164、及び、該ケーブル溝の第1の直径よりも小さな第2の直径を有するケーブル溝208を具備する回転可能な前方及び後方ケーブル駆動プーリ144、136とを備える。更に、前方ケーブル駆動プーリから伸長してスライドドアに接続される前方ケーブル74と、後方ケーブル駆動プーリから伸長してスライドドアに接続される後方ケーブル100と、これらケーブルに係合する固定型のアイドラローラ226、254と、ケーブル駆動プーリと固定型のアイドラローラとの間でケーブルに接触して張力を与えるバネ偏倚されたアイドラローラ228、256とを備える。固定型のアイドラローラ及びバネ偏倚されたアイドラローラは、ケーブルが第1及び第2の直径のどちらのケーブル溝によって駆動される時にも、ケーブル張力を概ね等しくする。
請求項(抜粋):
乗物のスライドドア(14)用のドア開閉装置において、第1の直径を有するケーブル溝(164)、及び、該ケーブル溝の第1の直径よりも小さな第2の直径を有するケーブル溝(208)を具備する回転可能な前方ケーブル駆動プーリ(144)と、第1の直径を有するケーブル溝(164)、及び、該ケーブル溝の第1の直径よりも小さな第2の直径を有するケーブル溝(208)を具備する回転可能な後方ケーブル駆動プーリ(136)とを備えるケーブル駆動アセンブリ(58)と;前記前方及び後方のケーブル駆動プーリを一方の方向に駆動して前記スライドドアを開くと共に、前記前方及び後方のケーブル駆動プーリを反対の方向に駆動して前記スライドドアを閉じるモータ(126)と;前記前方ケーブル駆動プーリから伸長して前記スライドドアに接続される前方ケーブル(74)と;前記後方ケーブル駆動プーリから伸長して前記スライドドアに接続される後方ケーブル(100)と;前記前方及び後方のケーブル駆動プーリの一方から隔置されると共に前記前方及び後方のケーブルの一方に係合する固定型のアイドラローラ(226、254)と;前記一方のケーブル駆動プーリと前記固定型のアイドラローラとの間に位置し、前記一方のケーブルに接触するようにバネ偏倚されて該一方のケーブルに張力を与えるバネ偏倚されたアイドラローラ(228、256)とを備え、前記一方のケーブルが対応する第1の直径を有するケーブル溝によって駆動される時に、前記固定型のアイドラローラ及び前記バネ偏倚されたアイドラローラは、前記一方のケーブルが対応する第2の直径を有するケーブル溝によって駆動される時のケーブル張力に概ね等しいケーブル張力をもたらすことを特徴とするドア開閉装置。
IPC (3件):
E05F 15/14 ,  B60J 5/06 ,  F16H 7/12
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-172488
  • 特開平3-172488

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