特許

J-GLOBAL ID：200903058077824441

誘電体積層型フィルタ

発明者： 内野 晃彦
出願人/特許権者： 京セラ株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-219802
公開番号（公開出願番号）：特開平7-074507
出願日： 1993年09月03日
公開日（公表日）： 1995年03月17日
要約：

【要約】【目的】本発明は、底面積が小さい誘電体積層型チップフィルタを提供する。【構成】複数の誘電体板が積層されてなるフィルタであって、下から1、3、5層目の上面には、誘電体板の端部にアース端子が引き出された面状電極が配置され、2層目の誘電体板の上面には、一方の端は開放され、もう一方の端は端子として引き出された第1と第2の分布定数線路電極が配置され、4層目の誘電体板の上面には、一方の端は解放とされ、もう一方の端は端子として引き出された第3と第4の分布定数線路電極が配置され、第1と第3の分布定数線路電極が端子により電気的に接続されて構成される第1の共振器と、第2と第4の分布定数線路電極が端子により電気的に接続されて構成される第2の共振器とが電磁界結合状態で配置されたことを特徴とするフィルタである。

請求項（抜粋）：

6個の誘電体板が積層されてなる誘電体積層型フィルタにおいて、下から1層目、3層目、5層目の誘電体板上面に誘電体板端部に向けてアース端子が引き出された面状電極を配置し、下から2層目の誘電体板上面に一端が開放され他端が第1端子として誘電体板端部に向けて引き出された第1の分布定数線路電極と、一端が開放され他端が第2端子として誘電体板端部に向けて引き出された第2の分布定数線路電極を配置し、下から4層目の誘電体板上面に一端が開放され他端が第1端子として誘電体板端部に向けて引き出された第3の分布定数線路電極と、一端が開放され他端は第2端子として誘電体板端部に向けて引き出された第4の分布定数線路電極を配置し、前記第1端子によって電気的に接続された第1の分布定数線路電極と第3の分布定数線路電極で構成した第1の共振器と、前記第2端子によって電気的に接続された第2の分布定数線路電極と第4の分布定数線路電極で構成した第2の共振器を電磁界結合状態で配置し、前記第1共振器から入力用端子を引き出すとともに前記第2共振器から出力用端子を引き出すように構成したことを特徴とする誘電体積層型フィルタ。