特許
J-GLOBAL ID:200903058085143984

光増幅装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古谷 史旺
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-177429
公開番号(公開出願番号):特開2000-012978
出願日: 1998年06月24日
公開日(公表日): 2000年01月14日
要約:
【要約】【課題】 従来の利得クランプ半導体光増幅器の動作原理を利用した光増幅装置において、光フィルタを用いることなく増幅された信号光のみを出力し、レーザ発振光波長近傍の信号光の増幅を可能にする。【解決手段】 対称マッハツェンダ干渉計の2本のアーム導波路に利得領域を挿入し、対称マッハツェンダ干渉計のクロスポートとなる入出力ポートに波長λ0の光を反射する光反射手段を備え、光反射手段と利得領域によりレーザ共振器を形成し、波長λ0 のレーザ発振を起こす。このとき、光反射手段が接続されないポートから波長λs の信号光を入力し、信号利得がレーザ発振閾値状態にクランプされた利得領域で増幅し、増幅された信号光をレーザ発振光と分離して異なるポートから出力する。
請求項(抜粋):
一方の2ポートを入力ポートA,Bとする第1の3dBカプラと、一方の2ポートを出力ポートC,Dとする第2の3dBカプラと、第1および第2の3dBカプラの各他方の2ポート同士を接続する同一光学長の2本のアーム導波路とにより構成される対称マッハツェンダ干渉計と、前記対称マッハツェンダ干渉計の各アーム導波路に挿入される同一特性の利得領域と、前記入力ポートBに接続され、波長λ0 の光を反射する第1の光反射手段と、前記入力ポートBとクロスポートの関係にある前記出力ポートCに接続され、波長λ0 の光を反射する第2の光反射手段とを備え、前記第1の光反射手段および前記第2光反射手段とその間に配置される前記利得領域によりレーザ共振器を形成して波長λ0 のレーザ発振を起こし、そのときに前記入力ポートAから波長λs の信号光を入力し、前記入力ポートAに対してクロスポートとなる前記出力ポートDから増幅された波長λs の信号光を出力する構成であることを特徴とする光増幅装置。
IPC (2件):
H01S 5/30 ,  H01S 3/10
FI (2件):
H01S 3/18 ,  H01S 3/10 Z
Fターム (9件):
5F072AB13 ,  5F072KK07 ,  5F072KK15 ,  5F072KK30 ,  5F072MM07 ,  5F072YY17 ,  5F073AA63 ,  5F073AB25 ,  5F073BA01

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