特許
J-GLOBAL ID:200903058090268914
緩衝槽を用いた嫌気-好気活性汚泥処理装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-007433
公開番号(公開出願番号):特開平5-192688
出願日: 1992年01月20日
公開日(公表日): 1993年08月03日
要約:
【要約】【目的】 廃水中の有機物及び窒素を高効率に除去するとともに、廃水の流入量増大に伴う負荷変動に対する対策をも考慮した嫌気-好気活性汚泥処理装置を提供することを目的とする。【構成】 下水等の廃水を嫌気槽2で脱窒細菌により脱窒を行う工程と、好気槽3で硝化細菌によりアンモニア性窒素の硝化を行う工程と、最終沈澱池4で固液分離する工程と、好気槽3内の硝化液の一部を嫌気槽2に還流して脱窒反応を促進する工程を含む嫌気-好気活性汚泥処理装置において、前記嫌気槽2に緩衝槽11を併設して、廃水9を緩衝槽11と嫌気槽2に分流する一方、好気槽3に酸素利用速度計18及び硝化による酸素利用速度を差し引いた酸素利用速度計19とを配備し、両速度計18,19により好気槽3の硝化反応の進行状況を判断して、その判断結果から緩衝槽11と嫌気槽2に対する廃水の分流比を決定する制御手段14を具備した構成にしてある。
請求項(抜粋):
下水等の廃水を嫌気槽で脱窒細菌により脱窒を行う工程と、好気槽で硝化細菌によりアンモニア性窒素の硝化を行う工程と、沈澱槽で固液分離する工程と、好気槽内の硝化液と沈澱槽内の汚泥の一部を嫌気槽に還流して脱窒反応を促進する工程を含む嫌気-好気活性汚泥処理装置において、前記嫌気槽に緩衝槽を併設して、廃水を該緩衝槽と嫌気槽に分流する一方、前記好気槽に酸素利用速度計及び硝化による酸素利用速度を差し引いた酸素利用速度計とを配備し、両速度計により嫌気-好気活性汚泥処理の進行に伴う好気槽の硝化反応の進行状況を判断して、その判断結果から緩衝槽と嫌気槽に対する廃水の分流比を決定する制御手段を具備したことを特徴とする、緩衝槽を用いた嫌気-好気活性汚泥処理装置。
IPC (2件):
C02F 3/34 101
, C02F 3/12
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