特許
J-GLOBAL ID:200903058093720729

静電写真用液体現像剤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小栗 昌平 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-149881
公開番号(公開出願番号):特開2002-341601
出願日: 2001年05月18日
公開日(公表日): 2002年11月29日
要約:
【要約】【課題】現像-定着工程が迅速化され且つ大版サイズのマスタープレートを用いる電子写真製版システムにおいても、分散安定性、再分散性及び定着性に優れた液体現像剤を提供すること。【解決手段】非水溶媒に可溶で重合により不溶となる単量体(A)、フッ素原子及び/又はケイ素原子含有の置換基を有する一官能性マクロモノマー(MM)、特定の成分を少なくとも含有する重合体で、上記非水溶媒に可溶性の分散安定用樹脂(P)並びに平均粒径が0.05〜1.0μmのシード粒子(CR)を含有する分散液をシード重合反応させることによって得られる、重層構成の分散樹脂粒子(CSR)を、電気抵抗109Ω・cm以上誘電率3.5以下の非水溶媒中に分散して成る静電写真用液体現像。
請求項(抜粋):
電気抵抗109Ωcm以上、且つ誘電率3.5以下の非水溶媒中に、少なくとも樹脂粒子を分散して成る静電写真用液体現像剤において、上記分散樹脂粒子が、非水溶媒中に、上記非水溶媒に可溶であって、重合することにより不溶となる一官能性単量体(A)の少なくとも一種、フッ素原子及び/又はケイ素原子含有の置換基を有する繰り返し単位からなる重合体の主鎖の一方の末端にのみ下記一般式(MI)で示される重合性二重結合基を結合して成る質量平均分子量が2×104 以下である、単量体(A)と共重合可能な一官能性マクロモノマー(MM)の少なくとも一種、下記一般式(I)で示される成分を少なくとも含有する重合体で、上記非水溶媒に可溶性の分散安定用樹脂(P)の少なくとも一種、並びに平均粒径が0.05〜1.0μmのシード粒子(CR)を含有する分散液をシード重合反応させることによって得られる、重層構成の分散樹脂粒子(CSR)であることを特徴とする静電写真用液体現像剤。【化1】式(MI)中、J1は-COO-、-OCO-、-(CH2)dCOO-、-(CH2)dOCO-、-O-、-SO2-、-CONHCOO-、-CONHCONH-、-CON(K1)-、-SO2N(K1)-、またはフェニレン基を表す(ここでK1は水素原子または炭素数1〜22のアルキル基を示し、dは1〜4の整数を示す)。m1およびm2は互いに同じでも異なっていてもよく、各々水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、炭素数1〜7の炭化水素基、-COO-K2、または炭化水素基を介した-COO-K2を表す(ここでK2は水素原子または炭素数1〜22の炭化水素基を示す)。【化2】一般式(I)中、V0 は-COO-、-OCO-、-(CH2)rCOO-、-(CH2)rOCO-、-O-又は【化3】(ここでXは単なる結合、-O-、-OCO-又は-COO-を表す)を表す。rは1〜12の整数を表す。Lは、炭素数8〜32のアルキル基または炭素数8〜32のアルケニル基を表す。b1およびb2は互いに同じでも異なっていてもよく、各々水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、炭素数1〜7の炭化水素基、-COO-D1 、または炭化水素基を介した-COO-D1 を表す(ここでD1 は水素原子または炭素数1〜22の炭化水素基を示す)。
IPC (2件):
G03G 9/13 ,  G03G 9/12
FI (2件):
G03G 9/12 ,  G03G 9/12 321
Fターム (11件):
2H069AA02 ,  2H069AA03 ,  2H069BA01 ,  2H069CA02 ,  2H069CA03 ,  2H069CA04 ,  2H069CA22 ,  2H069CA23 ,  2H069DA01 ,  2H069DA03 ,  2H069DA05

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